須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 ナットウもりもり

 3時起床。15時現在、雨、6・8℃、最高気温9℃。4時前、郵便局で2640円おろし、灯油15リットル1080円確保し即帰宅。ラジオからのつのだ☆ひろの話で成毛滋の死(3月29日)を知る。60歳。大腸ガンであった由。じゃんくまうすさんから「漫画目録」25号が届く。発行は一年三ヶ月ぶりの由。困難にも屈せず、やり続けるのはエラいもの。受注2、安野光雅「ひだりとみぎ」、熊田千佳慕・絵「おやゆびひめ」。発送1、梱包2。
 午前1時、カツオたたき、メカブ、ミニコロッケ、目玉焼、米飯、ワカメみそ汁、緑茶、おやき抹茶クリーム入り。4時、ラジオ「こころの時代」。「堀江敏幸:市井の生活を見つめる」。聞き手は夫馬基彦さんの回と同じ鈴木健次ディレクター。いろいろと興味深い話であるが、やはりずっと学生時代から現在まで大学が日常の中心であった人の(それなりに煩わしいことも多々あるではあろうが)モノの見方、感受の仕方だなあ、と思ってしまった。しかし同じ世代の学者でありながらルサンチマンに満ちた文章を書く人もいるのだから一概には云えないが。
 5時半、水割り1。ニュースでは北アルプス水晶岳に墜落して雪の中に横たわるヘリコプターの映像。訪問介護最大手「コムスン」他三社が介護報酬を過大請求していたそうな。この会社がマスコミで話題になり初めていた頃のテレビ出演で、豪邸の食堂で朝食に毎日摂るというナットウもりもり喰ってみせ、「これからの高齢化社会、介護は有望なビジネス、介護はカネになります」みたいな話を笑顔で吹聴していた胡散臭い社長を思い出す。午前9時就寝。