須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 行方不明

 12時半目覚め。連続テレビ小説。12時現在、曇り、15・7℃、今日日中最高気温19℃。ゴミがまだ持って行かれてないのを確かめ、捨てに外に出ると、ちょうど集塵車が来た。クルマの後をついてまわり、ゴミの袋を拾う職員二人のうち一人は年配の女性。と云ってもあまり自分と年は違わぬが。おはようございます、と小さく挨拶される。薄化粧していた。マラソンやってるようなものだから大変な仕事だ。短期間バイトをやってた知人の話によるとこの仕事のイヤなところは悪臭だけでなく、人間関係が悪い点の由だ。たまたま彼の当たった人が悪かったのかもしれないが、運転手がやたらに威張り散らしているという。夏冬は地獄だろう。給与がよくても自分には勤まらない仕事だと思う、走行中にドライバーの頸を絞めたくなるかもしれぬから。

 うどん、ナットウ、冷水、食パン、紅茶。第一書庫で本捜し、30分。知人が<ワンデイスパ>という大型浴場施設のサービス券が余っていると云うので、風呂と名のつくものは、なんでも大概好きな我に与えよ、と立候補したところ、1枚貰えることになる。

 受注2件、田村隆一「ぼくの鎌倉八景ー夜の江の電」、司馬遼太郎「鬼灯ー摂津の守の反乱」。25日米原万里死去56歳。今日岡田真澄死去70歳。
 夜になって小雨降り出し買物は明日に延期。<日本><楽天>に2点のみUP。イカ焼、茄子の甘辛煮、マグロの山かけ、トリ唐揚げ、厚揚げ焼き、米飯、みそ汁、緑茶、チョコ2にて第二食。ラジオ深夜便伊藤礼出演。現在73歳の由。話の中で引用された朔太郎の「自転車日記」面白し。

 注文入った「鬼灯」1時間探す。見つからず。12時半入浴。上がって「鬼灯」また2時間探す。まだ見つからず。諦める。目録時代から知っているお客さんなのでなんとか探したいが見つからず。行方不明お詫びメールを出す。水割り1、5時半就寝。酒類尽きる。明日からはしばらく自主的に断酒してみるとしよう・・・せめて三日ぐらいは。