須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 「鬼灯」発見!

 1時半起床。テレビ小説見逃す。12時現在、曇り、15・5℃、今日日中最高気温18℃。うどん、ナットウ、冷水、ミニあんパン2、黒砂糖1、牛乳、紅茶。3時台、毎日、NHKラジオ第一では熟年、老人向けの病気相談コーナー。シッコやビッグベンの話などもあり気分が滅入る。ああ、せめてFM放送が聞ける暮しを取り戻すべく、努力をしよう。
 また次第に天気が悪くなりつつある気配の中、5時半過ぎ、買物に外出。雨に濡れた霊園の緑よし。<セブンイレブン>電気代3月分5152円。<Maxvalu>で唐辛子、モヤシ2、ナットウ2、トウフ、たまうどん、米あきたこまち5キロ、トイレロール、計2276円。値上がり情報流れ現在一部商品品不足の貼紙が厠紙コーナーにあり、ほんとにスカスカ。帰り、雨の中、左手に傘、右手に米他の袋、手の皮が千切れそうだ。

 司馬遼太郎「鬼灯」、夕方になって発見!というか「もしかしてこれ」と妻だ出して来たのだ。自分の本ではなく妻の蔵書であったのだ。なあんだ。あの捜索にかけた数時間は何であったのか。ああ。一言あたしに訊けばよかったのに、と責められる。お客さんに、発見しました、まだご入用でしょうか、のメールを送る。

 巨人2ー日ハム12、ダルビッシュ完投。Gは5連敗、3位転落。今村昌平監督死去79歳。「やり直しがきく社会を」とか、このところ首相候補と云われる人間たちの大衆向け点数稼ぎの発言が目立つ。
 10時から11時半、入浴。 ラジオ深夜便、ナイトエッセイ。伊藤礼氏の話。「鬼灯」のお客さんから、他の店で手当しました、とのメール。無念。妻の目がつり上がる。

 12時、トリ立田揚げ、シシャモ、モヤシサラダ、米飯、みそ汁、緑者、チョコ2にて第二食。梱包と校正。清水昶「ぼくらの出発 - 詩的一九六〇年代記」拾い読み。
 4時半からテレビでサッカーW杯前の親善試合、日本2ードイツ2。2点共高原のファインゴール。思わず出た拍手の音で妻を起こしてしまう。2−0になった時は勝てるかと思ったが守りきれなかった。相手は恐ろしくデカイ奴らばかりの重戦車軍団。豪州チームも雲つく大男ばかりとの話であるが本番はどうなるのか。7時過ぎ就寝。断酒。