須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 後の祭りいくたび

 午後3時半、妻に促されて起床。今日4時前に郵便局へ出金に行かなければ、との予定を昨夜横になる前までは覚えていたのだが、睡眠中にぽっかり忘れていた。紅茶飲んで郵便局へ。外に出る思わず寒さに頸がすくむ。昨日観測史上、三番目に遅い初雪(平年は10月28日頃)があった由の札幌の曇天から雪片が間をおいてゆっくり落ちて来ている。振替、郵貯分11810円おろし、梱包材用フリーパーパーも貰う。
 薫風宅新聞受けに『北方J』を入れて(薫風宅ドアの傍に新聞紙が敷かれ、その上に真っ黒の小テーブルが放置されており、なんだこれは?と触ってみると、白手袋に黒ペンキが付着、ペンキ塗り立て!注意!の貼り紙ぐらいしておけよ、ブツブツ……と内的独白しながら)地下鉄駅へ坂を下りてゆくと、その薫風佐々木氏に出くわす。黒い上下を着ていると、幼女痴漢の被疑者に間違われてパトカーで連れて行かれるそうで、いつもの全身黒尽くめのイデタチではなく、初めて見る抹茶色の上着を羽織っていた。〈セブンイレブン〉でNTT3731円、〈Maxvalu〉で、和風つゆ、醤油、ナットウ2P、ベビーチーズ、ジャガ薯、もめん豆富、食パン、低脂肪乳、マルちゃん玉うどん、計 1150円購入。購入物を袋に詰めていたところ、カードを作らないかと係の女性に声をかけられ、どうせ駄目ですからと断ったが、思い直して一応申し込みだけしてみることにした。しかし、訊かれたらこう書こうと思っていた年収ではなく、自営業は年商を、と云われて、あんまり時間とるのもヘンかと考え、慌てて記入した数字が低すぎたようで後悔するが後の祭り。係の女性が審査するのではないから、もっと焦らず考えて対処すればよかったのだが。どうも自分の人生、こういうパターンが多いなぁ、と思っているうちに早くも人生終盤になりつつあるなぁ、と慨嘆する。5時帰宅。
 6時半、うどん、ナットウ、冷水、トースト2、マヨ、ピーナツクリーム、牛乳、カフェオレにて第一食。ラジオで日本シリーズ:SB4−2中日。元横浜の病弱でケガに弱いという評判のホークス・田村が2ランHR。第一戦の延長でやはりHRを放ったドラゴンズ・小池も元横浜だ。もちろんホークス内川と、それにドラの代打要員佐伯もそうだ。日本シリーズを戦えるのは嬉しいだろうが、それぞれ心中複雑であろうな。
 受注1 「ロートレアモン全集 」 新装版・渡辺広士訳。梱包2。明日の交換会から応援要請のメールが来ていたが、行ってる余裕がない。
 本日の気温1・2〜5・0℃。午後1時〜2時半入浴。鶏モモとタマネギ酒蒸し、蒸しジャガ薯、蒸しモヤシ、タラコ汁、米飯。書見少。午前9時就寝。