須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

日曜 バルセロナから江戸へ

 13時起床。12時現在、曇り、26・5℃(最高気温27・5℃)。ラジオ「日曜喫茶室」後半から聴く。ゲストは北大路欣也佐伯泰英。新刊屋にあまり行かないので知らなかったのであるが、佐伯さん、なんかスペインのこと書いてる人という印象しかなかったのだけれど、99年から時代小説家に転じ、シリーズものが何本もあり、それがいずれもえらく売れているらしいのだ。時代小説を書き始めるまでは増刷がかかったためしがなかったと云うが、人気作家となってからは20日に一冊書下し長篇を書き続けて、体調に異常来たした由。15時現在、曇り、24・3℃。鶏即席麺、ナットウ、冷水、ヤマザキぶどうとクルミのツイストパン2、ミニ餡パン1、牛乳、カフェオレ、紅茶。ラジオで相撲。大相撲は、朝青龍白鵬を降して21回目の優勝、琴光喜との決定戦には持ち込ませなかった。白鵬はやる気なく、予想通りあっけなく土俵を割って同郷先輩朝青龍に優勝をもたらしたのだった。8時、「新日曜美術館」で靉光の特集観る。ゲスト寺田濃。太秦文庫の丹波さんが昔、ボクの一番好きな画家なんや、と語っていたのを思い出す。たしか明治古典会の大市か特選市に靉光の書簡が出た時だった。本捜し。1時から入浴。2時、日本酒1・5合、ウィスキー水割り。6時就寝。