須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 まことに目出たく

 午後2時起床。12時現在、晴、15・1℃、予想最高気温16℃。お客さんからメール。「只今、金子國義 画「Alice's Adventures in Wonderland」が到着いたしました。長い間探していたので(手の届くお値段で……)うれしさもひとしおです。状態もよく、まことに有難うございました」。何より現金が入り用なので、他にもう一軒が出品している値段の約三分の二の売値で出していたのだけれども、これだけ喜んで貰えれば、目録発行していた時分から知っていたお客さんでもあることだし、収まるべきところに収まったという感じでこちらも嬉しい。ああ、オレって古本屋だったんだなあ、と再確認もできて、まことに目出たくもあるのだ。妻の本であるが。
 牛乳、カフェオレ、紅茶。雑務。第一書庫で本探し。「状態ほぼ良」と弊店が表示している本について「在庫その他をご連絡いただく際、この本の品質状態をもうお少し細かく教えてください。」という問い合わせに答えるメール。
 発送3。7時、一昨日のカレーの残り、一時間前に焼いてほったらかしておいたトースト2、焼芋かけら、チョコレート、冷水、カフェオレ、紅茶。日記。
 1時過ぎ、15点UP。焼鳥(ハツ、砂肝、トリムネ)、小龍包、米飯、ワカメみそ汁、焼芋かけら、紅茶。本読み。断酒。午前5時就寝。