須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 酒はないか

2時過ぎ起床。12時現在、雪、−4・8℃、湿度73%、最高気温−2℃。カフェオレ、冷水。4時前、郵便局。12590円を卸し、灯油14・3リットル1029円を調達して帰宅。

 5時、ホットケーキ、ミニあんパン、カフェオレ、紅茶、冷水。受注2、日野草城「青芝」、田中小実昌「女?現地ルポ」、梱包3、発送4。

 明日から天気が荒れ模様の予報を聞き、もろもろを備蓄せんと10時過ぎ<Maxvalu>へ。モヤシ2、もめん豆腐2、玉うどんパック2、牛乳、トイレペーパー、ティッシュペーパー、計1176円を買って即帰宅。サミシイもろもろであることよ。

 11時半、ゴッコ汁、ヤキトリ、キムチ、米飯、緑茶、チョコレート、紅茶。ゴッコ(魚)の卵のぱらぱらぷちぷち感と肉と皮のもちもちぷにょぷにょ感を味わう。ゼラチン質が溶け込んだスープがあっさり淡白なんだけどこれが実に美味。この漁師料理というか浜料理と呼ぶべきものは妻帯してから初めて遭遇した食い物だが、たまにこれが食膳に上がると、結婚というものも悪くはなかったかもな、と救われた思いがするのだ(なんて書くと包丁が飛んで来るのは必定、自分の明日はないかもしれない)。やい、◎◎◎◎◎君よ!キミのご家庭でこれをお食べになったことがあるかね!どうでぃ、セレブでグルメの◇◇◇ご夫婦様よ!この味を知ってるかってんだ!お上品なあんたたちのお舌様が。と吠えながら丼二杯を平らげる。惜しむらくはお酒が付いていないことだ。本来日本酒にぴったりなのであり、酒を呼ぶ風味というか、ヒジョーに飲みたくなる味なのだが。酒はないか。酒はないか。酒はないか。酒はないのか。ないのだな。あ〜あ。サミシーッ!。

 作戦T。紀田順一郎「『憂鬱な愛人』事件」を読む。おお、これは、これは、この作中人物は、あの.......。断酒。午前9時半就寝。