須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 古本市店番

 午前8時半起床。6時現在、くもり、1・0℃、予想最高気温3℃。米飯、ナットウ、シャケ塩焼き、牛乳、紅茶。9時半過ぎ出。小雪。地下鉄で大通へ。

 10時2分前、狸小路<Rプラザ>着。夜8時まで店番。<PAGE ONE>のバイト佐藤さんと。レジの横に市内在住某女性の収集になる南極観測関係のコレクションがGケースに飾られている。その解説文のイニシャルから推測するに、これはおそらく、自分もお世話になっているというか、この古本市の主力メンバーである萌黄書店ご内儀の秘蔵品ではないだろうか。昨日一昨日と晒された使用後のなちぐろ君の台を見てみる。あら、まだこんないい本が残ってるじゃないの。会場にあった某店出品の出久根達郎「古本・貸本・気になる本」をレジ番しながら拾い読み。12時半から1時半まで休憩。地下の食品売場で買ったオニギリ2ヶとロールパン(計298円)とお茶で昼食。戻ると<BNN>の金子君の巨体が出現していた。ザリガニヤさんの本ばかり、15冊ほど4500円お買い上げ。あ、このトマス・ウルフ『死よ、誇り高き兄弟』はオレが買えばよかった、と思わず口をついて出る。5時半から6時、休憩。テレビでニュース。正月早々、東京渋谷区で歯科医の次男予備校生21歳が妹20歳を殺してバラバラに切断していたという事件が。ソフアに座ったまま少し寝る。7時、整理に来た亜本屋さんから5千円頂く。犬塚堯詩集『南極』ほか21冊3300円買う。8時終了。正月というのに普段と変わらない売上。お陰で相当に眠たい時間があった。毎回肉体的に負担になることはやってないのに、けっこう疲労する。なんせ丸々10時間。長いのである。20年前ぐらいまでは6時で閉店だったのになあ、百貨店やこの手の大型店は。

 <リーブルなにわ>で雑誌立読み、中野孝次「ガン日記」拾い読み。南平岸Maxvalu>で日本酒「温情」2リットル、牛乳。計948円。9時半帰宅。17時間ぐらい強制的に睡眠を摂らされていたインコを起こす。牛乳、紅茶。

 11時過ぎ、シャワー。燗酒三合。Yが用意していったチキンサラダ、ブリカマ、シャケなどで、お湯漬けご飯。午前6時過ぎ、就寝。