須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 一袋35円

 正午半起床。2時から二度寝。4時半本格起床。15時現在、雪、−0・6℃(最高気温2・2℃)、湿度56%。うどん、ナットウ、冷水、胡麻パントースト2、六菓亭シュークリーム、牛乳、カフェオレ、紅茶。守屋前防衛次官夫婦逮捕さる。厠掃除。ポークソーセージ、プロセスチーズ、温とうふ、酒1・5合、紅茶。5時半「NHK短歌」。ゲスト三浦しおん。書見。午前9時過ぎ就寝。

 3時過ぎ起床。15時現在、雪、2℃、湿度50%、最高気温3℃。うどん、ナットウ、ハマチ、冷水、牛乳、紅茶。茶碗洗い、米研ぎ。受注2、谷川俊太郎「スーパーマンその他大勢」、小林信彦「一度話してみたかった」。賀状3枚。チャイムが鳴ったので出てみたら布教活動の婦人だった。たいがい、この方たちは午前中か午後の早い時間帯に訪問されるのだが、今日は不意をつかれてドアを開けてしまった。後に高校生ぐらいのお子さんも立っていた。

 4時、ミュージックプラザ。8時、Y帰宅。明日午後からは荒れ模様の予報とてGSへ、灯油12リットル892円調達。9時、FM「伝説のスーパースター列伝2」を録音しながら「悪魔が来りて笛を吹く」を見る。途中で居眠り。退屈。本や以前のドラマでストーリーを知っているせいか、稲垣メンバーが自分の持つ金田一像と合わないのか、それとも正月早々伝えられている現実の事件の方が余程猟奇かつ悪魔的なせいか。困った時代になったものなり。

 零時入浴。酒、冷やで一合、燗で二合。岩内からの大根と蕪の漬物、サケカマとブリカマの塩焼き、数の子の唐辛子醤油漬けと塩漬けを交互に。

 自分も時折利用しているチキンラーメンカップ麺を開発した日清食品会長の安藤百福という人が死去。96歳。昭和33年、発売時の値段がうどん玉一ヶ6円の時代に、一袋35円であったというのは驚きだ。50円とか下手すりゃ30円でもラーメン屋で食べれた時代に、この値段ではそれなりの収入のある人しか食えない高級食ではないか。その高級品を自分が今食べているとは。

 6時就床。