須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 感心しながら眺める

 11時起床。12時現在。晴、19・6℃、湿度48%、21℃。トースト1、ミニあんパン2、ヨーグルト、牛乳、紅茶、冷水。
 受注2件、ル・クレジオ編「チメチカ神話」、江口隼人詩集「月ある庭」S21。JNBにてヤマト運輸へ8月分1280円振込。4時、郵便局。6370円おろし、葉書と切手190円、<パッケージプラザ>でサインペン100円買う。<ローソン>でDION8月分4396円、<Maxvalu>、米ホシノユメ5kg、ヨーグルト、もやし2、酒カップ2、計2040円。小雨の中、5時帰宅。<ローソン>で10歳ぐらいの女の子がナチュラルな英語で携帯電話をかけており、終わると横にいた弟らしき男の子に日本語で話しかけていた。その光景を感心しながら眺めるレジのオバさんと自分。
 8時、昨日の山クラゲ入りチャーハン、ナットウ、みそ汁、冷水、チョコ、コーヒーで第二食。書庫で本探し。9時入浴。

 『歴程』No.366(1989・11)の「追悼・山本太郎」を拾い読み(もちろんあの芸能人ではない)。たしか自分が最初に知った戦後詩・現代詩の詩人(戦後詩・現代詩の何処いら辺に区切りのラインがあるのかは知らないし、その区分けがさして重要とも思わぬが)。63歳で亡くなっている。生前、何かのTV番組に出演していたのを見た覚えがあるが、詩のみでなく、剣玉も異常に上手く名人の域に達していた。自分らのガキの時分にもこの遊具はあったが熱中というほどには流行っていなかった。吉岡実澁澤龍彦も剣玉の腕自慢であったようだから、大正末から昭和初期生まれ世代の少年期にはブームであった遊戯と考えていいのだろうか。(「Wikipedia」によると大正年間に考案され、技は3万種類以上あると云う。3百なら、ほお、と驚いて済むが、3万となるとちょっと信じ難いわ)。断酒。零時前就寝。