須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 沁みるぜ

 2時起床。15時現在、雨、6.4℃、今日日中最高気温8℃。4時、即席麺、ナットウ、冷水、トースト1、豆パン1、紅茶。夕方になるにつれて風も強くなり、冷たい雨で戸外鼠色の陰鬱な天気、室内も寒い寒い。

 ニュース。東京では山手線が線路の異常で日中5時間半に渡って全線ストップ。7時半、「クローズアップ現代」。人件費、土地代、家賃の安い、沖縄、五島列島、北海道などに基地があるコールセンター。就労者は全員時給制のアルバイト。時給650円ぐらいで一日何百件もの電話をかけさせられ、クレーム対応でノイローゼになる人が多いとか。日本語を丁寧に話すという職種なので、製造業のように安い人件費のためアジアに進出という訳にはいかない。つまり北海道や沖縄が中国大陸の変りなのだ。

 DION3月分4378円コンビニでの支払い、妻に頼む。

 10時から「プレミアム10/サイボーグの衝撃」。立花隆、ネットの次はサイボーグが一番の関心事らしい。かつてSFに描かれた悪夢がいよいよ現実のものとなりつつある。医療、福祉などヒトのためになる利用だけならいいが、兵器への利用が当然研究されている。近未来では日本にいながら米国にいる人間を殺すというような凄い遠隔殺人ができそうなので、ミステリーのトリックも変らざる負えない、というより、レトロな話しか成立しなくなるかもしれぬ。あともうひとつ、ロボット、サイボーグが幅を利かせる時代になれば、人間の失業者が溢れかえることになるだろう。古本屋はその時代、どうなっていることか。
 11時半、入浴。ソーセージ、エビシュウマイ、モヤシわかめメンマのサラダ、紫蘇ワカメご飯、みそ汁。
2時台、FMでニール・ヤング特集。「Helpless」沁みる。酒はなくとも。L(エル)を打ち漏らすとエラい違いになるけれど。6時就寝。断酒。