須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 FAX故障発覚

 午前10時起床。埼玉の旧友長谷川泰嗣から宅配便来る。日本酒、焼酎、ウィスキー、梅酒のたっぷりサイズ4本。これで二ヶ月は持ちそうだ。お礼メールを送る。

 食パン4、アップルジュース、ホットミルク、カフェオレ、紅茶。

 2時過ぎ、T氏よりFAX。8月23日到着予定で送ったゲラは届いていますか?いつ返送できそうですか?あの頃、暴風雨が続いていたのでちょっと心配になっているのですがと。23日夜に受け取り確認のFAXを流していた筈なので大いに慌てる。急いでFAXにて返信。それと、ひょっとすると、とじゃんくまうす太田さんにFAXを流した後、電話してみる。自分から送られて来た紙は真っ黒の由。その後、T氏へ電話。一度目は留守電に。受信機能は毀れていない旨を云い忘れたので再度電話。二度目には電話に出られて直接会話を交わせた。話をするのはこれで二度目なり。

 8月21日に古書会館に送信しようとした時に毀れていたのだと思い当たる。けやきさんにもメールしておく。当面、受信ができれば商売に支障はないので、この半分毀れたFAX機を使い続けることにする。

 うどん、ナットウ、冷水、胡麻食パン2、カフェオレ、紅茶にて第二食。本日の気温、18・2〜27・0℃。曇りのち晴。

 午後11時半〜1時入浴。トロレバザンギ、寿司、モヤシ、チクワ、キャベツ、目玉焼き、発泡酒サントリー秋の贅沢500ml1本、日本酒ぬる燗1。午前6時過ぎ就寝。

土曜 ゲラ届く

 夕方、買物に出るために一旦廊下に出た妻が郵便受けに入っていたと、紙包みを持って戻ってきた。メール便の速達。中身はT氏からようやく届いたゲラだった。予定よりひと月遅れ。同梱されていた手紙によるとメチャクチャ熱くて体調管理が大変の由だが、とにかくご無事なようでこちらもホッとする。FAXで受け取済みを送信。

 夜になってのニュースで「3大予備校」の一つ代々木ゼミナールが全国29校舎のうち7割にあたる約20校舎を来春にも閉鎖するとの報。札幌校は残す由。この商売は安泰かと20年昔は思っていたものだが。本日の気温、20・1〜29・2℃。
 

金曜 日々は過ぎ行く

 徹夜。金曜、正午就寝。夕方6時、集荷の人にゆうメール1ヶ出して二度寝。10時起床。カレーライス。本日の気温、21・0〜22・9℃。終日ほとんど雨。1時半〜3時、入浴。

日曜 腰痛のもと

 午後1時、目覚め。2時、起床。台風が通過した後、先週は気温も25℃ぐらい止まりで、かなり凌ぎやすくなっていたが、今日はまた暑さがぶり返す。自分は26度を越すとほとんど何も机仕事はできないのがこの夏はよく分かった。腰は昨日より良。

 食パン4枚、アップルジュース、ホットミルク、カフェオレ、紅茶、冷水にて第一食。昨日、木田元が肺炎で死去。85歳。眼鏡の下半分曇らせて、がははは、と豪快に笑う人であったとの担当編集者さんのツイートを読み、きっといい人だったのだな、と思う。

 9時半、冷やうどん、ナットウ、冷水、食パン2枚、カフェオレ、紅茶にて第二食。

 11時半、日記書き。6月下旬からの酷暑とあるevenementへの対応で、この二ヶ月というもの、ほぼ何も手に着かず、大幅に作業予定が狂ってしまったのであるが、そろそろ、ぼちぼちやるべいかという気持になりつつある。もう一件、T氏からも7月4日にFAX連絡があって以来、音沙汰なく、猛暑極暑の中ご息災なのだろうかと、不安になっているのだが。

 日記を入力していると再び腰痛が始まった。もう数年前から正常な機能を失っている折りたたみ椅子が今年になってから末期症状を呈してきており、腰が当たる座面の部分が前方に向かって傾斜しているので、プラスチック製であることも相まって、当然のこと尻がすべってしまい、よい姿勢で座ることが不可能な状態であって、座業自体が腰痛の原因になっているのである。

 本日の気温、18・1〜27・8℃。

土曜 長期旅行か入院か

 午後5時起床。NHK第二「古典購読/おくのほそ道」。アップルジュース、ホットミルク、冷水。就寝前に貼ったライオン株式会社製のハリックス(数年前になちぐろ堂大西君から贈られたもの)の効果まだ顕われず、腰痛癒えず。

 8時、冷やうどん、ナットウ、冷水、食パン2、カフェオレ、紅茶にて固形物第一食。某販売サイトのレビューで拙著をいわゆる「上から目線」って奴で酷評(というよりなにか恨みでも持たれているのだろうかというほどの悪口と販売妨害)していたお人、この9ヵ月近く、レビューの更新がないので、てっきり海外にでも長期旅行に出ているのか、それとも入院、いや、もしかすると……、と勝手に想像してほくそ笑んでいたのであるが、昨日になって健在であるのが分かり、ちょっとガッカリする。

 受注、阿刀田高『ことばの雑学ブック』昭和50・文潮出版。梱包1。NHK第二で朗読「折口信夫死者の書」。本日の気温、18・1〜26・7℃。

 午前2時半から4時、入浴。ハリックスをまた腰に貼る。6時、「おくのほそ道」再放送流しながら、鶏肉とダイコン炒め、マス塩焼き、寄せ豆富、目玉焼き、ダイコン浅漬け、米飯少、ウィスキーお湯割り3、玄米茶。午前8時就寝。

金曜 腰痛勃発と今後の……

 午後5時半起床。アップルジュース、ホットミルク、冷水。6時、NNK・FM「夏だからとことん暑苦しい音楽」再放送でジャムとクラッシュ。床ロラー掛け。しゃがんだの腰のひねり具合のせいか久方ぶりに腰痛勃発。
 8時、うどん、ナットウ、冷水、食パン2枚、カフェオレ、紅茶にて固形物第一食。妻が帰宅。NHK第一いとうせいこう トーキングセッション2014夏」で五木寛之いとうせいこうの対話(後半は國分功一郎いとうせいこう)。なかなか面白し。
「これはね当時の非正規社員の悲しみの歌、予言の歌なんですよ」と五木氏がリクエストして解説した曲「夜霧のハウスマヌカン」の作詞がいとう氏だったとは!多芸ぶりに今更ながら驚き、さぞ多方面から収入があるのだろうな、と羨む。

 受注1、イエーツ編『ケルト妖精物語』ちくま文庫。梱包1。本日の気温、18・9〜23・3℃。

 日が変わって1時過ぎ、ゴミ出しに外に行くとMS玄関の敷石の上にマイマイ蛾だかカシワマイマイ蛾が一匹。休息しているのか、産卵終えて疲れ、死を待つのみなのか。後者だとするとMSの外壁に卵を産みつけたのかもしれず、それも困るなあ、と本来なら大家さんか管理人さんが注意するべき件を心配し、怯える自分。

 昨夜と今日で向う一年間の(おそらくはすぐに崩れ去るであろう)方針を立てる。6時、カレーザンギ、ポンポチ、目玉焼き、ダイコン浅漬け、柿ピー、発泡酒、ウィスキーお湯割り2。午前9時就寝。