須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 立ち読みから

 徹夜して9時半、郵便局へ。ATMで郵貯口座から31550円をおろし、窓口でレターパック1ヶ発送、国保の昨年と一昨年の残6050円振り込む。気持のよい初夏の日差しの中を〈セイコーマート〉へ。KDDプロパイダ代I、ガス代の4月分、計9524円払い込み、雑誌コーナーで『HO!』小樽特集、『KAI』北海道映画特集を立ち読み。『カイ』の方、写真に登場している人たちがほとんど皆、美食家なのか貫禄があり、またライトのせいなのか、撮影したのが夏でもないのに脂ぎっている方々ばかり(人のことは云えないけれども)。中でも◯◯◯ス◯の副社長氏、いかにもヤリテという印象。ビンボウ青春物語が流行った後、社長であるダンナさんが同種の本を書いたのは、あるいはこの人のアイディアか、それからひょっとすると、数年前にSYOW-YA寺田恵子がやってたFM番組『わたしの名盤』にダンナさんがゲストに呼ばれた週が、番組終了前に何故かリクエスト圧倒的多数で再放送になったのも。「深紫伝説」の王様など、他にも断然面白かったゲストの週がいくらでも思い浮かんだので、その時は意外なことに驚き、これは以前しばしばあった熱狂的阪神ファンのオールスター投票と同じ原理かも、と想像したものであったが。たしか以前、薫風佐々木氏から、社長夫妻の立派なお宅の前を偶然通ったことがあると聞いて、あれだけ稼いでいれば豪邸も建つだろさ、と思った覚えがある。酒類コーナーの前で二分ほど迷うが、更生するんだ、オレは、と誘惑を振り切る。もめん豆府一丁58円を買って帰宅。11時半過ぎ就寝。夢。しばらく古書組合交換会に顔を出さないAさんとその店員であるT嬢が、かつてあった伊達市の我が実家に自分を訪ねてくるというもの。

 5時前に米の宅配を頼んで二度寝。7時過ぎ起床。GFジュース、ホットミルクカフェオレ。無事、ななつぼし5kg1790円を受け取る。ラジオで中日5−5日ハムを流しながら、途中でNHK第二芭蕉はいつから芭蕉になったか」も聴き、うどん、ナットウ、トースト2クリームチーズ、マヨ、カフェオレ、紅茶にて固形物第一食。稲葉が3ランHRを放つも、エラーもあったが斎藤が4点取られる。本日の気温、13・2〜25・8℃。

 受注、遊就館『陳列品一覧』大正13年・小型本。第一書庫にて探索。午前3時〜4時半入浴。鶏背肉塩焼き、舞茸の塩焼き、イナダ刺身、蒸しモヤシ、キムチ、大ナメコとカブの葉みそ汁、米飯、玄米茶。断酒。昨日届いたけやき書店古書目録88号を見る。山川方夫が角川真弓(辺見じゅん)にペン書名入りで『海岸公園』昭和36年を献本している。マユミちゃんだったのね、本名は。書見少。午前8時過ぎ、就寝。