須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 ススキノで吉翔

 徹夜。妻に電気代3月分5992円の支払い頼む。「ブンガク夜話」原稿続き。朝方、弁当を食べたり、途中でトーストを食べたり、牛乳、カフェオレ、紅茶を摂った筈だがほとんど忘却。原稿、夕方4時半出来上がり。モモ氏と小笠原氏に送信。モモちゃんは今、赤ちゃんと札幌の実家に里帰りしている由。食パン1枚と牛乳、紅茶。

 5時40分出。〈ローソン〉でKDDIメタルプラス310円払い込み。地下鉄ですすきの。6時に10分遅れて、ニュー美松ビル〈びって〉へ。種畑さん、谷地田さん、薫風書林佐々木君のお三方、すでに小上がりで盛り上がっていた。まずはビール。スガの連載開始を祝してカンパイ、薫風の初孫誕生でカンパイ、と乾杯が何度か続いた。自分はビール2杯飲んで日本酒「國希 鬼ころし」へ移行。肴はカレイ煮付け、刺身盛り合わせ(マグロ、タコなど、活きがよくて立派)、タラコや、焼豚的なものや、野菜の煮物?など、その他いろいろ。途中、種畑さんが、ご推奨の千歳鶴「吉翔」を一升壜でオーダー。ど〜んと卓上に置かれた風格を感じさせる酒壜。たしかにこれは美味い。値段だけのことはある。その高価かつ貴重な酒をコップ一杯分、佐々木君が卓上にまかしてしまう。「貴様!なんということをするんだ!吸え!」と冗談?で命じながらも、手では拭き取っていた自分であるが、誰もいなければ自分が吸いたかったぐらいである。ああ、もったいなや。この一升瓶が異常なる短時間で空になって以後は記憶があやふや。二次会は今日で店仕舞いするというクラブ〈二合半〉へ。ウィスキーを飲んだ筈だが、ふと気がつくと薫風書林がテーブル挿んだ向かいで舟を漕いでいた。次に気がつくとスナック〈イーズ〉に座っており、谷地田さんと薫風佐々木君の姿は消えていた。ママに「クロス・トゥー・ユー」を歌ってもらったのは覚えているが、少しうとうとしたような気もする。それからママを交えて三人で〈焼鳥じゃんぼ〉へ。店主の三宅さんが後を新人さん?に任せて帰る間際だったので11時半ぐらいか。四軒共すべてを種畑さんにご馳走になりタクシーで送られる。今日の気温、7・8〜19・0℃。