須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 ますます末法の世

 午後4時起床。「古畑任三郎」。眼鏡はセロテープで手当して誤摩化す。15時現在、晴、23・6℃(最低14・0、最高24・9)、湿度41%。ロールパン1、牛乳、紅茶、冷水にて第一食。梱包4。

クローズアップ現代」で出版と書店事情。「本屋大賞」というの、結局1位の作品しか売上に繋がらないのだそうな。また端末機利用してのポスシステムという大手取次による販売コントロール制度に凍りつく。店頭での陳列場所、抜き取り、返送がすべて機械で自動的に指示される。売上ランキング5千位以下は即撤収。これではいくらいい小説書こうが地味な純文学(定義はともかく)作家の本はさらに並ばなくなる、出なくなる。現行システムは限界というより病気だ。ますます末法の世の思い強める。

 9時妻から定時連絡。実家の猫ミーちゃんのスカトロ話。やっぱりインコはキレイでいいわよと。町内で事件ありヘリコプターが連日飛んでいる由。

 ワカメとツナのサラダ、コールドチキン、インゲン豆入り揚げカマボコ、米飯、白湯、紅茶にて第二食。喉少痛。ややだるし。梱包4。6時、コールドチキン、テンプラカマボコ、米飯、白湯、紅茶にて第三食。ワープロ。断酒。書見。午前9時半就寝。