須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

友の栄光

 夕方4時半起床。早く起きて買物に行く予定であったが出来ず。惰眠の夢うつつの裡に雨、雷鳴の音を聞く。天気予報のとおりなり。お天気情報では15時現在、雨、10℃、南南東の風、湿度53%であったとのこと。

 覚えている夢ひとつ。なんと友人の薫風書林ササキ君が二年前にナオキ賞を受賞、その受賞作が何故か『本の雑誌』に連載されていた漫画(!)を単行本化したもの、しかもペンネームでの受賞なのでササキ君とは今日まで分からなかった(!)のが今になって発覚した(!)という夢ならではのすべてがオカシナ設定。いやぁ、とニコニコしながら頭をかくササキ君を、こいつ、賞金の他に原稿料や印税までせしめていたのに、この二年の間とぼけて貧乏なフリをしていやがったんだな、と睨みながらうじうじするという自分の暗く醜い欲念が如実に表出したもの。

 インスタントのタラコスパゲッティに本物のタラコを載せたもの、目玉焼き、白アンパンに紅茶、カフェ・オ・レにて第一食。ニュース、酒販組合中央会の事務所他十数ヶ所に警視庁が家宅捜索。酒販組合の年金積立金144億の金が海外ファンドでパアになり、2億4千万の使途不明金があり、事務局長の着服もあるという。

 彷徨舎より『彷書月刊』の10+11月号恵送に与る。ありがたし。来年の目録広告掲載予約葉書も同封されている。うーん。お役に立ちたいところだけど......売れ筋もなし、金もなし、なのである。
 9時半、氷雨繁き中を外出、<セブンイレブン>でJNBから1万1千円おろし、<Maxvalu>にて買物。2階でカセットテープ2本105円126円、カーペット・クリーナー100円、電球スペア48円、1階で納豆4×3×68円、トウフ3×68円、3玉いりうどん2×100円、即席麺5P198円、ティッシュペーパ−5P198円計1383円を購入し帰宅。

 12時第二食。豚肉みそ焼、こんにゃく醤油煮、ワカサギ天ぷら、搾菜、米飯、ミソ汁。腹くちてネットぶらぶら。<楽天>へKT氏旧蔵分詩集他10点入力UP。5時頃からネット徘徊しながら酒一合。7時就寝。12時からはずっとポータブルストーブを焚いていた。