須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 「ちょっとジーンとしました。」

 午前6時目覚め。8時過ぎ起床。ホットミルク、カフェオレ。1時、日清チキンラーメン(奈良在住の妻友人からの差し入れ)、ナットウ、トースト2枚、カフェオレ、紅茶にて固形物第一食。朝方は曇っていたが、午後からは晴れて陽が差す。古本3点UP。

 なちぐろ堂大西君からメール。『北方ジャーナル』連載小説完結への感想。有り難し。無断でちょっと引用させてもらうと、〈現在に戻っての琴似本通の場面は切なさがただよっていて良かったです。「ふと視線を感じたような気がして振り返ってみると、・・・」のくだりは映画のワンシーンみたいですね。連載当初の中臣くん登場が目に浮かんで、ちょっとジーンとしました。「だが時は戻らない。すべて自らが好んで踏み迷った道なのであった。」にこれまでのいろいろなことが言い表されているのだと思いました。特に「踏み迷った」がどきっとして、いいと思いました。とにかく3年間ご執筆おつかれさまでした。」と、作者もジーンとくる内容。

 6時、NHKFM「とことん聴きたいモノラル盤2」でキング・クリムゾン。小倉エージは音楽に至極詳しいのは勿論だが、某最も稼いだ評論家のように「スゴイ!」「スゴイですね〜」の一点ばりで済ますことなく、語彙と表現力豊かに解説してくれるので、聴いていて気持がいい。買い物に出かける妻に、昨日JNBに入金された原稿料2万円を〈セブンイレブン〉で卸し、電気、ガス、プロパイダ料金を払っておくように頼む。本日の気温。9・7〜17・8℃。

 昨日、本日と『北方ジャーナル』の「ブンガク夜話」を書こうとするも出来ず。火曜以後、自分としては熟睡できておらず、このままでは通常に増して頭が働かないからと理由で仮眠を摂ろうと、午後7時半就寝。