須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 冷たい春

 午後2時起床。仮眠のつもりが9時間睡眠。曇り。肌寒し。グレープジュース、ホットミルク、カフェオレ。昨夜は何も食べていなかったので何か固形物を腹に入れるつもりであったが、月曜に荷物が届いていない旨の連絡貰ったお客から再度のメールあり、豊平郵便局に電話したり、メールしたりと忙しく、何も食えず。萌黄さんからも明日からの新札幌催事についてのメールあり。梱包1。梱包は済ましたが、説明欄に書いていなかった点にクレームがくるかもしれぬと危惧し、このお客さんにもメール送る。30分費消。

 ラジオで3回からヤクルト3−3日ハム。大谷翔平が初先発。5回、二失点。札幌ドームで観衆3万6千人。午後8時、うどん、ナットウ、冷水、トースト1、炙りクロワッサン2、粗悪ブルーベリージャム、カフェオレ、紅茶にて第一食。ジョルジュ・ムスタキ死亡。79歳。昭和48、9年に、立川澄人と鳥飼久美子司会の『世界の音楽』(だったか?)に来日中に出演した時の歌はヨカッタ。静かに歌う哲学者という風情だった。三浦雄一郎氏が三度目のエベレスト登頂。史上最高齢となる80歳での達成とか。親父さんも随分長生きしながら矍鑠としていたから(ヨーグルト、野菜、果物が主なメニューの食事風景をテレビで見た覚えあり)、そういう家系なのだろう。本日の気温、9・4〜11・2℃。ゴミ捨てに出ると冷たい霧雨が降り出す。

 午前1時〜2時半、入浴。茹で豚、スモークサーモン、目玉焼き、蒸しモヤシ、キムチ、米飯、みそ汁、ほうじ茶にて第二食。今日郵便受けに入っていた道新文化センターの案内チラシを見ていると、先月のくすみ書房におけるスガ・トークイベントで客席に座ってはいたが、こちらの話も詩の朗読も無視して俯き、ひたすらスマホにかかりっきりだった某氏が講師になっているのを発見。またまた出世(などとは、目標遙かに高き青年、微塵も思っていないだろうが)。講座期間中の安定収入も見込めるだろう。ああ、ウラヤマシイ。

 朝方、なちぐろ堂大西君に某古本屋さんの年齢についての質問、菊田さんに挿絵案、小笠原君に原稿予定のメール送信。挿絵案には1時間半近くもかかってしまう。書見少。午前9時半就寝。