須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 区民センター往復

 午後1時半起床。晴。グレープジュース、ホットミルク、カフェオレ、冷水。4時、区民センターへ。火曜以来の外出なり。3月末に発見した(というほどのものではないが)、薫風宅過ぎて左折、突き当たり右折して、丘から区役所の裏におりて行く急な坂道を往復とも通る。風はあるが、羊ヶ丘通りの、中学校横の歩道と違い、じめじめしていないので気に入ったのだ。図書室で福永武彦関係8冊借りる。

 5時前帰宅。梱包1。あの人、この人に献本したしと思っていたのだが、すでにウチの『組合史』在庫なくなる。7時、うどん、ナットウ、冷水、トースト2、マガ、カフェオレ、紅茶にて固形物第一食。萌黄さんからメール。新札幌の催事に出品中の『組合史』と須賀本の売れ行きについて。佐々木モモ氏にメール。本日の気温、9・3〜18・4℃。

 日ハム1−2阪神。9回裏、疑惑の死球からの後味悪き敗戦。NHKラジオ「朗読の時間」再放送。室生犀星『我が愛する詩人の伝記』の折口信夫堀辰雄立原道造篇。道造が犀星に、僕の詩なんかでもラジオで朗読されたらいいなあ、との可愛らしい願いを語るくだりで、『カヤ草に寄す』と読まれるのを聞き、笑うよりもショックを覚える。朗読者の周囲のスタッフは誰もヘンだと思わなかったのか。ああ、この国はもう終りだ。自分も何でもよく間違えるからあまり人のことは云えないのだけれど。「Jazz Tonight」はピアノ名演特集。児山さん体調不良でお休み。あの声が流れないとサミシイ。『北方J』原稿書かんとPCに向えど進まず。

 1時半〜3時、入浴。カレーライス(昨日のルーに豚肉足したもの)と目玉焼き、ラッキョウ、冷水、カフェオレ。原稿進まず。書見。吉行淳之介藤枝静男短篇。午前5時半就寝。