須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 ラジオであがた氏

 2時半、市内中の島の◯◯さんからの電話注文で起こされし後、二度寝。◯◯さん、天気がいいから自転車で散歩がてら受け取りに来たい由なので、受注本G・サンド『我が生涯の記』三巻目は〈Maxvalu〉でお渡しすることになり、妻に配達を頼む。お代は食費にしていいからね、と申し渡して送り出す。妻の本なのであるが。午後8時起床。うどん、ナットウ、冷水、トースト2、マヨ、ピーナツクリーム、牛乳、カフェオレ、紅茶。本日の気温、3・7〜15・7℃。

 昨日の内堀氏からの受注本梱包。同梱する手紙も書いたので(他にO氏にも)短いものだが手間取る。零時半〜2時入浴。とうふ入りオデン、ボロニアソーセージ、薄切りダイコン、イカおくら、米飯、ワカメみそ汁、米飯にて第二食。ラジオ深夜便あがた森魚木古内であった講演。少年時代から、早川義夫との縁でデビューするまでの話。大学は明治だそうで中野朗さんとキャンパスや駿河台ですれ違っていたかもと思う。最後に「赤色エレジー」を歌った。話もよかったが、歌手は芸でお客さんを必ず満足させられるからいい。歌手でもない某作家も講演で決まり事のように一曲やるらしいが、これにはお客さんも戸惑うだろう。『北方J』原稿。徹夜。