須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 断念と水素爆発

 この十日ばかり悪あがきをしてきたが挫折、計画を断念す。これで今年の重要なプロジェクト、あれもダメだし、これもダメとなった。あれの方は、地震で揺らいでヒビが入り、津波で押し流され、原発の水素爆発で吹っ飛ばされてしまったらしい。あの震災が、札幌の場末に細々生きる一貧乏古本屋の人生にここまで甚大な影響を及ぼし(食品とかの話ではなく)、ようやくいい風が吹いて来たか、と昨年からわが家の期待と祈念の対称であった希望の芽も踏みつぶそうとはなあ。ああ、無念だ、残念だ、くやしい、かなしい。何処までつづく暗闇ぞ。げんなりだ。泣けてくるなあ。

 本日の気温20・2〜26・4℃。