須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

3月11日 金曜 

 10時半目覚め。正午起床。雪がじゃんじゃん降っていると見ていたら、すぐにやんで日が差す。昨日よりは温か。トースト2、マーガリン、牛乳、グレープフルーツジュース、紅茶にて第一食。

 ラジオでテレビの国会中継を聞いていたところにFAXで受注あり。三田誠広『こころに効く小説の書き方』。2時40分過ぎに寝室に入り本を探していたところに微かな揺れを感じる。地震と気づき、居間に戻りPC周りの本の山を両手で押さえる。シャンデリア、洗濯物など揺れており、本棚もギシギシと音をたてて軋む。ずうっと揺れが続き不気味、果てしなく続くのでは思われ、まだ終わりたくない、と恐怖味わう。こんなに長い揺れは初めてだ。ラジオもテレビも地震情報一色。宮城県震度7と報じている。即津波警報。その後何度か余震あり不安。宮城、福島などの東北ばかりか、東京、埼玉などの関東地方まで被害が出ている。マグニチュード8・8、国内観測史上最大だそうだ。九段会館の壁が崩れたそうだが、明治古典会の市場が開かれていた神保町の古書会館や、神田の古書店はどういう具合だったのだろうか。

 6時45分、うどん、ナットウ、冷水、トースト2、チョコクリーム、紅茶にて第二食。9時からD新。2時前一篇出来上がり。砂嵐テレビでニュース少し見る。2時〜3時半、入浴。

 本日の気温−3・9〜2・5℃。4時から牛スネとセロリ・スープ、ゆでギョウザ、目玉焼き、温塩味ソーメン、ウィスキーお湯割り3杯、玄米茶。ニュース見る。暗然となる。日本全国、何時、何処に地震があっても不思議はない時代になってきた。日本はどうなるのか。昨昼、地震発生直前に国会中継で、菅首相への献金問題やら竹島韓国領支持の民主議員問題なぞの遣り取りをされていたのが随分と昔みたいに感じられ、まるで夢のようだ。午前8時就寝。