須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

日曜 葬儀と芋焼酎

 午後1時半起床。暖か。冷水。昨年の11月以来冷凍庫で眠って貰っていたティッシュとハンカチに包んだインコの蘭丸をティッシュの空き箱に入れて2時過ぎ薫風佐々木宅へ。蘭丸の最期の日々や、米国のプロレスラーにアンダーテイカー(墓堀人)っていうのがいたよな、という話や、2006年開幕前に日ハムから巨人に移籍して今回の日本シリーズにも出ていたFの名前を中継で聞く度に何かイヤな感じがしたのだが、それが店をやっていた頃の大家と同じ苗字であるからなのに今気づいたという話や、古本業界の話をしたりしながら角スコップで埋葬。さよなら、蘭ちゃん、と黙祷。佐々木氏もクリスチャン風に祈ってくれる。佐々木宅とその実家宅の庭には蘭丸の親兄弟先輩たちがたくさん眠っているのだ。桜島という鹿児島県産芋焼酎本坊酒造)の半分ほど入った一升瓶を貰う。加入している酒を試飲する会で余ったものとか。有り難い。とにかく酒であればなんでも嬉しい。3時帰宅。懸案事項のひとつを終えてかすかなる満足感。

 管理会社から「お願い」が郵便受けに入っていた。またこの老朽集合住宅の騒音問題についてだ。次々と苦情が寄せられているらしい。古さに関係なく元々設計時から◯◯だらけの建物なのだろうけど。おそらく管理会社に管理が委託されたことにより家賃滞納はなくなるだろうが入居率はどうなるだろう。

 うどん、ナットウ、冷水、胡麻食パントースト1、ミニ餡パン1、牛乳、カフェオレ、紅茶。妻は袋二つを持って某店へ売りに行った。受注、『ユリイカ/マンガ批評の最前線』、赤江瀑熱帯雨林の客』『蝶の骨』。梱包3。妻が売って来た分から2万3千円貰う。今日の気温11・9〜16・0℃。

 1時〜2時半入浴。イカとタイの刺身、ソイ西京焼き、ハタハタ煮付け少、ダイコンとサケ白子の醤油煮、ダイコンおろし、日本酒冷や、芋焼酎お湯割、玄米茶。焼酎お湯割、甘露甘露。ETVで池澤夏樹「世界文学ワンダーランド」。書見少。午前7時就寝。