須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 日本シリーズ第6戦

 午後2時過ぎ起床。晴。3時で18℃ぐらい。FMで珍しく札響の演奏。ベートーベン第7番。タクトを振るゲルハルト・ボッセという人は87歳とか。うどん、ナットウ、冷水、サザエの豆乳クリームお焼き1、バナナ1、牛乳、カフェオレ、紅茶にて第一食。

 4時頃チャイム二度、「ここのオーナーさんに頼まれて工事やっているのですが」と有線テレビの職員来訪。ひと月ぐらい前からやっているこのMS全室の有線テレビの室内端子取り替えの件。前に別な職員が来た時には口頭で、その二週間後ぐらにFAXで、本の移動が極めて難しいので工事は不可能、加えて現在も有線テレビ加入してないし、今後もする気がないから、とこれで三度目の説明をする。この会社内の連絡網に問題があるのか、それともやはり新管理会社による貧困店子に圧力をかける作戦なのか。

 ラジオで日本シリーズ聞きながら梱包2。先発は東野ー武田勝だったが『巨人の星』の花形のごとき高橋信二の投手強襲ヒットにより東野が右手にケガ、急遽内海に替わる。二死1、2塁で大いに期待を抱かせたが代わりばなのその初球をスレッジが一塁ゴロ。似たようなシーンがこの後日ハムの攻撃で繰り返されることになる。稲葉、スレッジは第4戦からはほとんどいい処なし。武田勝は8回二死まで自責1点の大好投。攻撃は11安打も放ったが連打出ず、チャンスは作るがことごとくツブシ、最後もランナー2人出し、あっぷあっぷしながらも最後の一球はいい処に決まってしまうクルーンに稲葉、高橋が連続三振、結局完封され2−0で試合終了。4勝2敗、巨人7年ぶりの日本シリーズ制覇で原が10度宙を舞った。監督原とっては最良の年だろう。シリーズMVPは阿部。ナベツネ会長と滝鼻オーナーも今夜はさぞかし酒が美味いことだろうよ。毎回安打を打ちながら負けたのはシリーズ史上初記録の由。もう一試合見たかったのぉ。自分のための敗戦慰安会用に妻に210円渡してカップ酒2ヶ頼む。

 日記。受注『SD233号/世紀末のイギリス建築』、『イラストレNo.2』。妻本。今日の気温8・0〜18・5℃。豚バラ中落ち肉と鶏ツクネ焼き、湯奴、ダイコン煮付け、ダイコンおろし、蒸しキャベツ、燗酒二合、玄米茶。少書見。午前7時就寝。