須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 Aプロジェクト完了

 午前9時40分起床。うどん、ナットウ、冷水、牛乳、カフェオレ。
 10時半、トイレから出ようとしていたところに薫風書林迎えに来る。あわてて着替え済ませ、萌黄さんのクルマで市電幌南小学校前あすなろ書店(南20西7)へ。両面テープで付けてあった正面の看板を取り外す。次いで店舗横壁の窓に店名を形どっていたカラーテープを剥がす作業を始めたところにクルマで吉成君来る。ほどなく伊藤通商2トントラックと赤帽者1台着。古本屋4人と運送屋さん2人の計6人で本棚十数本や両袖デスク、椅子、ステレオコンポ、廃棄するラックなどをトラックと赤帽車に積み込み、萌黄さんと吉成君は運送屋さんと共にそれぞれの店と倉庫へ。本棚は家庭用のペラペラしたものではなく、堅牢かつ立派なもので重いのなんの。本を積み込んだ時と同様、隣の理容院ご店主が窓の向こうから物珍しそうに眺めていた。窓のテープ剥がし続きと、シャッターの同じく店名テープ剥がし。剥がすというよりカッターを使ってこそげ落とす感じ。戻ってきた萌黄さんが買ってきたテープ剥がしスプレーで作業はかどる。窓をみがき、床掃き掃除とモップかけ。シャッターにもモップかけして、店舗前で「あすなろ書店店仕舞プロジェクト」完了の記念撮影。ご店主もこれで満足、安らかに眠ってもらえるだろう。クリップライトと夢野久作のムレだらけ全集を頂く。萌黄さんポリゴミ袋持参で隣ご店主に挨拶。なかなかここまでできるものではないと思う。
 近所の<ロイズ石山通店>で作業終了のあとの一服。コーヒーとサンドイッチとベーコン・チーズのせフランスパン・トースト(食べたのはスガと薫風のみ)。バイト代頂く。今日分と前回までの加算分と交通費で1万4千円。いままでの分全部合わせた領収証書く。予想外のお金が入り、パンも美味しく、天気も好くで、オレたちは一仕事やり終えたんだぜぇ、という清々しい気分を味わう。いつか自分の仕事でもこういう充実感を味わいたいもの(と漠然と思っているうちに人生が終わるのだろうな)。
 萌黄さんに送られる。薫風氏は南平岸から店へ。途中、<Maxvalu>でヤマザキ薄皮つぶあんパン、食パン、牛乳、黒糖飴、計513円調達。3時半帰宅。 
 15時現在、晴、14・0℃(最低10・1、最高15・4)、湿度43%。受注、G.スタイン『三人の女』中公文庫、天野喜孝押井守天使のたまご』。梱包2。9時〜10時、シャワー。ハマチ刺身、小アジ塩焼き、、ネギ卵焼き、メカブ、ネギとワカメみそ汁、米飯、玄米茶。断酒。午前2時半就寝。4時半〜6時半書見。再就寝。