須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 古本市店番1

 午前8時15分起床。6時現在、晴、7・8℃、湿度65%。うどん、ナットウ、冷水、トースト1、ミニあんパン1、牛乳、カフェオレ、紅茶。9時25分出。郵便局で冊子1ヶ出し、地下鉄でススキノ。地下鉄内、同じ車両にマスクを付けた女性一人見る。

 10時前、狸小路ラルズ着。なちぐろ夫人と古本市店番。昨日はけっこう忙しかったらしい。遊書館君見学に来る。セカンズさん、補充に来る。1時40分〜2時40分、昼食休憩。社員食堂で持参オニギリ2、番茶、冷水。セカンズさんのセットものが売れ、たまたま補充に来た萌黄さんと宅配梱包。我ら二人の奮闘努力によりダンボール箱4つにまとめる。なちぐろ夫人とネット販売の話など、それにお互いの住環境の悩み、主に騒音問題について零し合う。夕刻、装幀家の須田さん来場。昨夜、小樽で飲み会あり、朝帰りの由。羨ましい人生である。小樽を訪れたついでに岩田書店に行ってみたが、ラルズ店番のため休業との貼紙あり、今回の古本市を知ったとのこと。佐野繁次郎の装幀本ほか買われる。須田さんはブームになるかなり以前からサノシゲ本を蒐めていたのを自分は知っている。休憩室で持参オニギリ2、冷水。テレビで夕方ニュース。札幌は気温23度以上まで上がった由。WHOがフェーズ4から5に変更すると発表。亜本屋さんからバイト代5千円頂く。8時終了。社員通用口から出るとなちぐろ君がクルマで奥さんを迎えに来ていた。

 地下鉄南平岸駅で降り、<SEIYU>まで赴き買物。酒と卵以外は断然<Maxvalu>より安いのが分かったので体力に余裕ある時はできるだけこちらにに来よう。なにせモヤシなどは半額なのである。主夫の知恵と工夫なり。食パン、牛乳、水飴ブルーベーリージャム、マルちゃん玉うどん、キャベツ、モヤシ3、マイバック持参割引2円で、計713円。

 雑誌コーナーで『週刊現代』立読み。森田健作千葉県知事と某宗教団体の関係ついて。古書組合のセリ場として利用させて貰っている神社に森田健作が起用されてるポスターが貼ってある。神社っていいな、神道って素敵、日本人はやっぱり、こころのふるさと神社だぜぇ、といった感じのポスターであり、神社協会みたいな組織に入っている日本全国のほとんどの神社にこの森田健作俺は男だ!ポスターが掲示されているのではないかと想像されるのであって、この人は神社界のメッセンジャーみたいな存在かと思っていたのに、それが選挙のためとはいえ最近は某宗教団体と仲良し小よしであったとは(あくまでこの『週刊現代』の記事の内容が真実であればであるが)、それでいいのか、森田君!ほかに草彅君の孤独と、和歌山カレー事件の記事もちらっと見る。林さんのオヤジの方が、オレ等は保険金詐欺のプロやのに夏祭のカレーに砒素を入れるなんて、そんな一銭にもならんこと、真須美がやる訳がないわ、真犯人は別にいる、という内容。

 10時帰宅。小笠原君から葉書。先日送付したものへの感想。21時現在、晴、16・5℃(最低6・8、最高23・4)、湿度24%。11時半、まだ路上強盗も捕まっていないから明日日中に延期せよとの妻の忠告も聞かず、決死の覚悟で薫風宅に米を届ける。往復500メーター、しかも人から貰った米の分配ではあるが。灯りなく不在のようなのでチャイムも押さずドアの前に置いて帰る。

 零時15分〜2時入浴。妻によるとフロの間に舛添厚生大臣が記者会見。日本にも豚インフルの疑いある人が出たと。カナダに修学旅行で滞在した高校生だそうで、今では修学旅行も命がけだ。お陰でラジオ深夜便ビリー・ジョエル特集が延期。受注、富士正晴編『酒の詩集』。牛薄切りとネギ焼き、シイタケとモヤシ炒め、ワカメみそ汁、米飯、玄米茶。午前6時就寝。