須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 猿の夜

 正午半起床。12時現在、曇り、17・2℃(最低5・4、最高18・7℃)、湿度48%。ラジオで流している朝ドラ「だんだん」、だんだんスゴイ話になってきた。舞妓と恋に落ちた元漁師のボクサーが呉服屋に婿入りするっていうんだから。体調いまだ本復せず。やはり風邪であったようで熱、だるさから、症状が咳に移行してきたようだ。受注『文學者 第13号』(昭26)。

 うどん、ナットウ、冷水、トースト2クリームチーズ、牛乳、カフェオレ、紅茶。2時10分頃電話。H新聞社文化部の人と名乗るので、すわ!受賞か佳作かと決めてかかったが、候補になったので結果6時頃出るが、「もしかしたら」電話いくことになるかもしれないので、その時点での連絡先教えて頂戴との内容。「もしかしたら」が3度ほど繰り返された。4時15分頃、トイレ(小)から出ようとしていたところにまた電話。あら早いじゃないの、と慌てて出ると紫式部さんからの営業勧誘電話。お世話になる気持になった時にはこちらから連絡しますからその時はよろしくと応えておく。7時、テレビつける。パ・リーグCS第二ステージ:日ハムー西武第1戦。すぐに消す。野球などどうでもいい気分。

 8時から9時、横になりて鬱々。10時過、雷鳴、雨。あまりにココロにフィットしている天候。昼の電話はヌカヨロコビに終りしを知る。座礁。目論見は崩れ猿。プロジェクトをキッカケとする来るべき展開は潰え猿。虎狸が消え猿で年越しも危うくなってきた。寿司も焼肉もジンギスカンもすべて遥か彼方へ飛び猿。容赦なく時は過ぎ猿。とりあえず眼鏡の新調、年内は困難みたいだ。古本を売らねば。加えてさらに不幸なことには鬼平犯科帳スペシャルが今夜放映されており見逃したのを今知ったこと。これもまた痛恨。消滅したい気分。

 梱包4。11時半外出しようと部屋を出たところ、廊下で小動物に遭遇。猿ではなくマウス。おそらく野ネズミ。雨に濡れた路面を<セイコーマート>へ。トイレペーパー308円を買って帰宅。 零時半〜1時半入浴。体調、鼻つまり以外はいいみたいだ。キャベツのスリ身(鶏ゴボウ)汁、サーモン刺身、ダイコンと生ハムのサラダ、目玉焼、、カブ浅漬け、燗酒3合、ウィスキー水割り1、玄米茶。ああほんとうはぎゃあとひとこえさけんでないてみたいよるなのだ。書見。午前6時就寝。