須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 宅配便、吉江全集の由来

 午前11時半宅配便来る。二度寝。午後2時半起床。グレープフルーツジュース、牛乳、カフェオレ、紅茶、冷水。15時現在、晴、18・0℃(最低8・2、最高18・6)、湿度44%。日が差し込んで暖か。窓開ける。宅配便、ジョニ黒入っており心が明るくなる。有り難い。釧路春耕堂、萌黄、唐沢ママ、各氏へのメールで夕方まで過ぎる。相変わらず座業続けると腰痛気味。

 東京の某新刊書店より受注。『吉江喬松全集』全8巻。数年前にビル新築工事の在庫整理ためHさんが『小川国夫作品集』全6巻と組でセリに出してボー(売買不成立)になったのを、K君に「あげる」と渡された品がスガに「要りますか?」と廻って来た物なり。こういうことがあると古本屋って悪くないなあ、古書組合っていいなあ、とちょっと嬉しくなって、こんなボクでもガンバって生きて行こうじゃないの、なぁんて人生に前向きな心持ちになったりもするのであるが、七年に一回ぐらいしかないからね、こういうことは。

 6時、トースト2、あん食1枚の半片(これで完食)、紅茶。梱包2。株価の暴落止まらず。日経平均株価は1万円を大きく切っているとか。ははは。と笑いたいが笑ってられないのだろうな、景気がさらに悪くなるのであろうな。昨日の物理学賞に続き今日はノーベル賞化学賞に日本人。

 日記。3時、東京からの頂き物の豚角煮とゴボウとウナギ煮付、サケ塩焼き、目玉焼、カブ浅漬け、燗酒三合、玄米茶。午前5時過ぎ就寝。