須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 清田往復

 午後3時起床。12時現在、晴、気温25・8℃(最低16・1、最高26・5)、湿度55%。15時現在、晴、22・9℃、湿度59%。髭を軽くあたる。うどん、ナットウ、冷水、ミニあんパン2、牛乳、カフェオレ、紅茶にて第一食。赤帽の伊藤通商さんに電話。今のところセリ集荷希望0の由。大丈夫かなあ、とほんの少しだが荷物の集まり具合が心配になる。梱包1。

 6時20分、吉成君のクルマに同乗させてもらい<やわらぎ斎場清田>へ。腹部が出たため20年前に誂えた礼服が役に立たないのが困る。岡倉氏、伊藤ヤスノリさん、檜佐さんら伊藤書房の面々と花島書店さんが受付に。7時から伊藤書房さんご尊父お通夜。享年92歳の由。菩提寺のある美深からお経をあげにきたお坊さんの話によると(これが長かった)お父上は農業と林業に従事され、たいへんご苦労された人の由。従軍した海軍で三度も死ぬ目に逢ったという。一度は艦船(?)から海(東シナ海あたり?)に投げ出されたそうでこれは柴田錬三郎と同じである。そういう血を受け継いでいるから伊藤書房さんも頑健でエネルギッシュなのだなと得心した。生前の肉声が録音されたテープをお坊さんが流したのはよかった。古本屋さんの通夜会葬はほかに市英堂、弘南堂、南陽堂、亜本屋、セカンズ。(後からネット検索したところ千秋実と写真家深瀬昌久美深町出身だそうな。二人といえども人口が少ない割りにはスゴイ。伊達などに比べるとはるかに高い芸術芸能分野での有名人産出率だ。)。

 8時半帰宅。トースト1、カフェオレ、冷水にて第二食。9時「NHKスペシャル/マネーの暴走が止まらないーサブプライムから原油へ」。この問題も(ということは現在の原油高の大元も)ブッシュとそのとりまきが元凶だったとは、なんともかんとも。横浜10−5西武で横浜今季初の3連勝。敗れた西武は日ハムとのゲーム差が0・5に。大阪駅通り魔事件容疑者は38歳女性。

  夜になっても蒸し暑し。梱包1。零時入浴1時間半。刺身サラダ(マグロ、カツオ、タコ、ヒラメ、水菜、レタス、大根)、目玉焼、ヒジキみそ汁、米飯、冷水にて第三食。作業。書見。断酒。午前10時半就寝。