須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 ゆたかだったあの時代

 午前6時目覚め。書見。9時半二度寝。午後4時起床。15時現在、晴、21・1℃(最低12・2、最高21・9)、湿度60%。夏日。なっとろ蕎麦(作曲家三善晃命名。この人の料理についての新書本を新刊で買って持っていたことがある。新刊の本を買っていたなんて、ああ、多少なりとも豊だったあの時代。あくまで今の自分と比べてであるが)、冷水、ミニあんパン1、カリントウ、牛乳、カフェオレ、紅茶にて第一食。

 隣室は夏になっても夕方になるとストーヴを焚く。バルコニーに突き出たその排気筒がわが部屋の窓のすぐそばにあり、この数日暖かいので今日も窓を開けていると、6時半頃から毒ガス攻撃が始まった。以前は幼児がストーヴスゥイッチにイタズラしているのかしらんとガスの臭気嗅ぐとすぐに窓を閉めたが、どうも主人本人がずいぶんな寒がりであるらしい。いいマンションですこと、ホントに。

 全国の烏賊釣り漁者が今日明日一斉操業休止。燃料の重油高のための窮状訴えるストライキなり。マグロはもちろんのことイカもタコも高嶺の花になるのもすぐそこか。10時「その時歴史/ブラジル移民100年/水野龍」。「水木しげる」も少し。眼鏡とってみると岡本太郎と顔の骨格というか顔付が似てるかも。梱包2。零時、ホタテとマグロ刺身、樺太シシャモ、ポークソーセージ、モヤシとアスパラのサラダ、ワカメみそ汁、米飯、玄米茶、お焼きにて第二食。2時〜7時半作業。書見。断酒。午前9時半就寝。