須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 1冊もなかった

 午後2時半起床。12時時現在、晴、21・8℃(最低12・8、最高22・6)、湿度45%。18時現在、曇り、13・2℃、湿度82%。琴欧洲が白鳳にも勝利、全勝守る。6時、うどん、ナットウ、冷水、トースト2、紅茶にて第一食。

 某さんからの情報によると、数日前の高額査定希望メールの発信者はヤフオクなどで本を売って食べているいわゆるセドラーさんで本州の人である由だ。つまり古書組合には入っていないし、店舗もないがプロの商売人である。そのプロがオークションでお声がかからなかった自分のところの売れ残りを、つまりクズ本を、もしかすると北海道のオールドウェーブのオジサン古本屋たちの誰かが間違って高く査定しないか、言葉は悪いがひっかかる店がいないか、と高額査定希望メールを送って来たわけだ。それも、さも売ってやる、と云わんばかりの文面つけて。嘗められたものだ。ゴミ箱に入れておいた件のメール取り出し、開かないでおいたファイルを見てみた。う〜ん。金を出して欲しい本はウチでは一冊もなかった。おそらく他のお店でも。

 「バッテリー」を見ている途中でリブロさんから電話。薫風ソウル佐々木氏の電話番号を教える。妻の友人からトワイニングアールグレイ缶。ありがたし。零時、ポークソーセージ、冷奴とメカブ和え、目玉焼、米飯、玄米茶にて第二食。じゃんくさんからメール。『JA』は来月で問題なしと。断酒。ずるずる一日過ぎた。書見。午前5時就寝。