須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 生きてゆくのである

 午後6時起床。18時現在、晴、6・7℃(最低2・5℃、最高11・4℃)、湿度44%。うどん、ナットウ、冷水、トースト1、ミニ餡パン1、カフェオレ、紅茶。

 テレビでダンス・ミュージックやQueenなどのロック音楽にヘッドバンギングしながら脚上げてリズムをとり大ノリで踊るオウムの映像を観る。うちのインコ蘭丸も鍛えて稼がせようかと企むが今からでは無理だろう。残念。

 零時過ぎ、<Maxvalu>へ。駅へ降りてゆく坂の途中で薫風書林佐々木氏に出くわし近況を聞く。義理の弟さんが亡くなっていた由。心身もフトコロもちょっと疲れているようだが、冗談を云う余裕もあり、まあ大丈夫だろう。談笑する我々を帰宅途中の通行人が怪訝そうに一瞥して通り過ぎて行く。才能のない者は自殺してはアカンのよと話し合う。咳をしながら自宅に向かう佐々木氏の後姿を見送りながら、いろいろ世間に揉まれながらもみんな生きてゆくのであるなあ、と自分は思うのだった。

 レトルトビーフカレ−2、モヤシ2、酪農牛乳、日本酒温情2Lパック、トイレペーパー、計1576円を買って1時帰宅。入浴。カツオたたき、毛ガニ剥き身、鶏モモとオクラ、青ネギ、モヤシ蒸し、目玉焼、日本酒冷や3合、玄米茶。書見。菊谷匡祐『開高健のいる風景』。午前10時半就寝。