須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 5ミリの酒

 午前7時半目覚め。10時半起床。寝が足りず。9時現在、曇り、5・2℃、湿度58%。牛乳、カフェオレ、紅茶、冷水。12時現在、曇り、5・6℃(最低3・3、最高6・7)湿度54%。

 地下鉄サリン18年目。日銀は戦後初めて「総裁空席」の由。さしてウチは困らないのだが。プロ野球パ・リーグ開幕。ダル完封でロッテ0−1日ハム。昨日セリ場で見に行く予定と北天堂さんが云っていた。

 4時、トースト2、ミニ餡パン1、紅茶、冷水。小熊秀雄短篇「味瓜畑」読む。これ、ざっくばらんに云えば盆踊りの折のアオカンの話。悪文なれども魅力あり。6時から11時半睡眠。1時台「ラジオ深夜便」で小室等の歌う中原中也聴きながら食事。ブリとエビ刺身、鶏ムネ肉ザンギ、蒸しジャガ(キタアカリ)、エビだしのワカメみそ汁、米飯、玄米茶、チョコレート、紅茶。小室が曲を付けた中では「宿酔」はいいと思った。日記。そこいら辺りに転がっていた飲み干しの酒2リットル紙パックの空き箱二つをこじ開け、逆さにしてコップに雫を集め、五勺の酒ならぬ5ミリの酒を飲む。うわあ、と妻が呆れ顔。書見。野平健一『矢来町半世紀』。午前10時就寝。