須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 『植民地時代の古本屋たち』

 午後3時起床。牛乳、冷水。15時現在、晴、−1・7℃(最高気温0・6℃)、湿度41%。7時、鶏即席麺、ナットウ、冷水、ロバパンのバターレーズンスティック2、バナナ1、カフェオレ、紅茶。札幌の出版社寿郎社から新刊案内来。沖田信悦『植民地時代の古本屋たち』。『全古書連ニュース』だったか『古書通信』だったかで連載されてた戦前の樺太満州、台湾の古本屋さんたちについて書かれたもの。著者は千葉船橋古書店鷹山堂さん。表紙も見ずに云うのもなんですが、いい本ですよ、これは。自分はお金ないから注文せんけどね。いずれ誰かからお借りして目を通すとしよう(情ないとうかチャッカリしてるというか)。うろ覚えだが反町茂雄『一古書肆の思い出』にも一誠堂在籍時代に台湾の大学に売り込み行脚に自ら行っただったか、別な店員さん(のちの山田書店さん?)を派遣しただかの回想があったのではなかったかしらん。受注1『鳩よ!30号』。2日多田道太郎死去。83歳。ヤナギノマイとサーモンの刺身、本シシャモ、がんもとシラタキ煮付け、ミニオムレツ、焼きシメジ、味付け海苔、米飯、みそ汁、六菓亭シュークリーム、紅茶。日記。朝7時半就寝。断酒。