須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜

 12時半起床。12時現在、晴、−1・4℃(最高気温−0・8℃)、湿度39%。予報では今日は真冬日の筈。さすがに寒いぞ。トースト1、炙りロールパンン2、ミニチョコパン1、どら焼き、牛乳、紅茶、冷水。ネット徘徊。

 4時半、黄昏の中を国保の納付相談に区役所へ。05年第5期分3600円納める。これでまた短期国保証が送付してもらえることに。帰り、「ヴィラージュ・丘のほとり」と麗々しくアーチ型看板付けられし賃貸し集合住宅の前を通る。丘の麓なら分かるのだが、丘に畔ってあるのかね。もしかするとここの家主は前衛的の詩人さんであって、それであえてかようにネーミングしたものなのだろうか。この謎は興味深し。ついでに薫風書林佐々木家が入居しているアパルトマンの前も通る。暗い。見るからに暗い翳りのある寂しい建物である。そこで暖かな家庭生活が営まれているようには到底想像できぬ佇まいだ。ドアの外に自転車、スノーダンプなど放置されているありふれた風景もなにやら悲しげに見えてしまう。まあ、あたりはもうとっぷり暮れて夜、おまけにどの部屋の窓にも灯りのひとつとして見えないのだから、暗いのは当り前と云えば当り前なのであるが。そうしてそれから、佐々木氏に幸あれ、と願いながら自分は自宅へと向かったのだった。(「幸あれと願いながら」の部分はもちろん脚色である)。

 大学社会人ドラフト、日ハムは結局多々野君を指名。梨田新監督が「ただの投手ではありませんよ」とダジャレ。チームにとっても本人にとってもうまくいけばいいが。今度出る仏タイヤ屋「ミシュランガイド」東京版の内容が19日発表されたとのニュースが繰り返し流れる。これが日本の国営放送がそれほどまでの熱意を込めて報道すべき事柄なのかしらん。

 11時半、うどん、ナットウ、マヨ食パン2、冷水、紅茶にて第二食。梱包5。入浴。マグロ刺身、カキブロッコリーマヨ焼き、スルメ、奈良漬け、日本酒1合。5時「私のこだわり人物伝 澁澤龍彦」2回目(金子國義)再放送見る。6時過ぎ就寝。