須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 定山渓へ

 10時目覚め。MLBワールドシリーズを無音テレビで。今季のベケットには前エース:ペドロ・マルチネス以上の安定感がある。ちょっと点は取られそうにない。ロッキーズ1−レッドソックス10になったところで正午。総合は放送終了なので起床する。12時現在、晴、16・9℃、湿度42%。鶏即席麺、ナットウ、冷水、食パン1、胡麻大福、牛乳、紅茶。16時前郵便局で金おろしてBack。蜉蝣する雪虫が髪や服に付く。迎えに来た恊治君のクルマで大市慰労会に出席すべく定山渓へ。次第に暗くなる裏道を通って、17時15分、ホテル<鹿の湯>着。部屋は8階。早速、地下大浴場で入浴。広さも湯の種類もあまりないが、ともかく川辺の露天風呂を堪能。今回幹事役のなちぐろ君、伊藤書房野幌店店長と出くわす。何の集まりかやけに若者が目につく。18時半部屋へ戻り、伊藤さん花島さんのいる隣室に移りビール。19時ぎりぎりに理事長と専務理事到着。4階に移り15分遅れて宴会開始。総勢11人。結局、面子揃ってみれば、事業部、理事以外の参加は風呂好き宴会好きのお調子者スガヤだけではないか。自分はビールに日本酒。コンパニオンのゆかりさんは札幌中央図書館近辺に住む外国ミステリとファイターズ好きの女性。未婚だと云うので同世代の恊治君を推薦しておく。21時からの二次会は料金にセットされているナイトクラブと看板を掲げた<リバーサイド>というホールで。ウィスキー水割りを飲む。大学生ぐらいの年齢と思しき男女混合の団体あり。浴場にいたのはこの子たちの一部かと納得。最初に半裸の若い女性が一人、各テーブル近くを踊って廻るという「セクシーショー」と会場アナウンスで紹介されたショーがあり、5分〜10分ぐらいも演じられたろうか、股引を浴衣から覗かせてはしゃぐ老人や件のヤンググループの前では立ち止まってしばし踊りのサービスをしていたが、何か危ないものを感知したのか、我々の前は素通り。ショーが終わってカラオケ。隣のグループに負けるな!お前たちも歌え!と理事長から指令が出るが元より若者たちのエネルギーに勝てる訳がない。ゆかりさんと別れ部屋へ戻って三次会。皆がダウンして寝入った後も庄一氏、吉成君を前に焼酎飲んで恥ずかしい昔話をし、二人の迷惑省みずにくだを巻いていたらいつしか空が白み始めた。庄一氏は今日、理事長と7時過ぎに出立しなければならないというのに、度し難い酔っぱらいに付き合わされ、ああ、なんたる災難であることか。5時前後?就寝。