須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

日曜 日々は過ぎゆく 

 12時半起床。12時現在、晴、21・4℃(最高気温21・9℃)、湿度40%。「新撰組!! 土方歳三最後の一日」。昨年の正月時代劇の再放送。「陽炎の辻」の山本人気に便乗したものと思われる。司馬遼太郎の小説とは違って最後は榎本武揚大鳥圭介と心が通い合ったように描かれる。まあ、現実にはそんなことはまずなかったと思われるが。「風林火山」。「激流中国チベット 聖地に富を求めて」。「激流中国」面白いのだが、そして資本主義は真空を喰い尽くすのだから致し方ないのだが、イヤな現実を見させられてしまったという印象。 零時半ぐらいから風。ノリックこと阿部典史死去。32歳。自宅近くをオートバイ乗車中の交通事故。自宅でBSが視聴可能だった時代には海外でのレースを時々観ていて好青年という印象だったが。ヤクルト古田が引退試合。午前2時半、鰻ご飯、冷奴、みがきニシン、大根おろし、マイタケコロッケ、ウィスキー水割り2、麦茶。 大槻ケンジ「リンウッド・テラスの心霊フィルム」一読。途中ちょと退屈するが詩集とはそういうもの。「屋上」「サイコロ小僧」など読んだ編集者が小説を書かせたくなった気持は分かる。午前9時就寝。