須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 はっ!旋風脚!

 午後2時起床。15時現在、晴、21・5℃(最高気温22・5℃)。冷水。

 3時半郵便局。冊子一ヶと封書出す。<ホーマック>で、巻きダン、ティッシュペーパー、セロテープ、クラフトテープ、点灯管、蛍光灯2、計2223円お買物。店内に陳列してるテレビにYOSAKOIソーラン祭が映っている。米国のドコダカ州立大学のチームのリーダー男女二人がインタビューを受けている。踊りのテーマはとの質問に、オニイちゃんは「サムライ!」、オネエちゃんの方は「ゲイシャ!」と腕を巻くって自信満々に答える。それに続いてアナウンサーも「フジヤマ!スシ!テンプラ!」と混ぜっ返していたが、なんか半世紀前の日本像と変わっておらんぞという印象。でなけりゃ、この若い白人米国人が大学生を騙っているのか、それともこの大学には出来ない学生ばかりが集まっておるのか。大学生でこの認識なら米国田舎のオジさんオバさんにおいておや、だ。デモンストレーションしてくれた踊りは漫画「男組」の主人公流全次郎が駆使する拳法技のひとつ、旋風脚みたいに回し蹴りした後そのまま空中一回転して着地してみせるカッコいいものであったが。

 4時半過ぎ帰宅。鶏即席麺、ライ麦パントースト1、ミニ餡パン1、大学イモ、牛乳、カフェオレ、紅茶。地方局でYOSAKOIをちらっと見る。武蔵女子大のコンサガールズとかいうチアリダーのような恰好をした大勢の女子大生たちのラインダンスみたいな踊りに相好を崩す。なんという若々しさとバカバカしさであろう。いいぞ。珍しくこれは生を見てみたいと思った。受注1、「特集:現代アメリカの一側面/ラディカル・リアリズム/デュシャンへのオマージュ(『みずゑ』821号)」、梱包1。7時半、FMから武満徹ピアノ曲を録音。エアチェックって昔は云ったんもんであるが。ローリング・ストーンズと共通点がひとつだけある。初めて聴く曲は一回だけでは、自分のような耳のよくない人間にはどれも同じように聞こえてしまうというところ。テレビ。日ハム14連勝、横浜2連勝で止る。イカとカブの葉炒め、鶏ナンコツ揚げ、カブ浅漬け、米飯、みそ汁、紅茶、チョコレート。1時、入浴。断酒。午前9時就寝。