須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 サービスショット

 15時現在、くもり、−0・4℃、明日の朝最低気温−4℃。3時半起床。冷水。4時前、月曜以来の外出。郵便局で5790円卸し、<Maxvalu>でモヤシ2、木綿豆腐、チューブ入りショウガ、牛乳、ガム、酒温情2Lパック780円、計1329円。

 5時前帰宅。うれしや、月の輪さんからハガキ、港やさんからカタログと手紙。次いで妻も岩内から帰宅。通例よりも3時間ばかりも早いのでこちらの予定が狂う。お母さんにつき合って時代劇漬けの二日間だった由。高峰三枝子(当時60代か)の入浴シーンだか、行水シーンだかが入る「必殺渡し人」というドラマがあり、サービスショットだとしたら一体どの世代向けなんだろ、と思ったそうな。

 ロールパン2、クリームパン1、牛乳、カフェオレ、紅茶、冷水。受注2、八切止夫元禄太平記 大石内蔵介」、「プレジデント/特集:今宵藤沢周平に酔う」、梱包2、発送1。

 10時から11時半、入浴。湯奴、焼魚ホッケの一夜干し、タラコ醤油漬け、鶏肉と筍の煮込み、十六穀米飯、緑茶。2時、燗酒二合。妻から三万円渡される。小長谷清実「ナフタリンの臭う場所」。二度読んだがつくづく上手い人なり。四半世紀前ぐらいに『現代詩手帖』の座談会で飯島耕一さんが、その頃若手(中堅?)の小長谷さんや松下育男さんのことを〝小咄詩人〟とネーミングして揶揄したが(うろ覚え)、仮に当時そういう一面があったにしてもこの言葉さばきはみごとだ。5時半就寝。