須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 SUGAYAプロジェクト

 2時過ぎ起床。12時現在、くもり、1・8℃、湿度49%、最高気温3℃。カフェオレ、牛乳、紅茶、冷水にて第一食。日記ほか。6時、うどん、ナットウ、冷水、あんパン、黒ごま大福、紅茶。

 受注2、ガリヴァー旅行記改造文庫・昭和16年、帰らぬ船(アルス英文叢書)ハアディ/平田禿木訳注/大正13年、梱包1。

1月の世界の月平均気温が、12月に続いて統計史上最高、2カ月連続での記録更新、日本の平均気温は1898年以降、4番目の高さだそうな。また、 新型インフルエンザがいつ発生してもおかしくない状況との声が昨今俄に広がり始め、今日のニュースでも取り上げられていた。新型流行となれば日本のみで60万人が死亡するというから古本界の地図も変わる可能性がある。剣呑、剣呑。まだここで死ぬ訳にはいかぬ。今のまま消えては、そういう酒好きなあんぽんたんの古本屋がいたな、と云われて終りだ。カネの備蓄がない中での食料その他の備蓄を決意する。が、無理であろうな、た・ぶ・ん。

 などという慮りを妻に伝えると「キミのような主婦が石油ショックの時にトイレペーパーの買い占めに走ったのね、きっと、両手に持つばかりじゃ足りなくて、頭にも載っけて帰って来んのよ、トイレペーパーを」と斬って捨てられる。オ、オレはオバさんだったのか。く、くそう、この阿媽やインコ蘭丸のことを心配して(たまにはであるが)やっているというのに。「父は永遠に悲愴である」のだ。

  2時過ぎ、4点UP。カツオタタキ、ニシン刺身、ハンバーグ、ポテトフライ、カンビール350ml1、燗酒一合、米飯少し、麦茶。昨日今日と桃源郷作戦は頓挫。ちょっと酒を飲むとすぐこれだ。午前6時就寝。