須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 本は読まれている

2時起床。15時現在、晴、−2・8℃、湿度81%、最高気温0℃。ロールパン、ミニあんパン、カフェオレ、紅茶、冷水。

 6時過ぎ、<セブンイレブン>でDION4378円、<Maxvalu>で米旭川ナナツボシ5kg、トイレペーパー、計2088円を調達して帰宅。

 受注3、安房直子「グラタンおばさんとまほうのアヒル」、「オルテガ著作集6」、伊藤比呂美「テリトリー論」。『札幌人』荒井さん他へメール9本。けっこうな時間が経つ。11時、大根と牛スネ肉煮込みスープご飯、さ湯。

 11時半、<セブンイレブン>へコピーをとりに行く。雪の路上をペンギンのような歩き方の女がこちらへ向かって来るなあ、と見ていたら妻だった。次いで毛糸の帽子をかぶった長身の男がやって来る。顔の前に携帯を持っているなあ、メールやってるのかなあと思ったら、すれ違った時に何気なく見やると、それは携帯ではなく開いた新書判の本だった。手袋をして読書に励んでいる最中なのだった。禁煙パイポくわえながら、街灯と雪明かりとかすかな月明かりで。いやあ、今の時代にまだこんなに本を必要としている人がいるとは驚きだ、まだまだ本は読まれているのだなあ。とちょっと嬉しいよな怖いような。ところで字はちゃんと見えているのだろうか。そして何の本なのだろう。

 戻って入浴。牛カルビ丼とモヤシ炒め、貰い物カンビール、燗酒半合、麦茶。午前6時就寝。