須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 同い年

 12時半起床。12時現在、くもり、−1・1℃、湿度56%、予想最高気温−1℃。

 胡麻パントースト2、ミニあんパン2、カフェオレ、紅茶、冷水。1時24分頃、千島海溝を震源とする地震発生。テレビは地震情報が続く。マグニチュード8・3の大地震とのことだが、札幌では揺れを感じなかった。日本全国何処でどんな天災が起こっても不思議ではないと思うことは思うのだが、相変わらず何の備えも貯えもない我が家である。2時半頃から陽が射しこんでインコがさえずり始める。

  受注1件、大江健三郎「核の大火と「人間」の声」献呈署名本。梱包1。発送1。

 7時、鶏即席麺、ナットウ、焼きタラコ、米飯、麦茶、サザエのどら焼き、紅茶。
 10時、ブロードキャスター。バラバラ事件、加害者の兄や妻は仕方ないが、被害者でもう口もきけない死者である妹や夫の写真まで何故、新聞、週刊誌、ましてテレビで晒さなければならないのかと思ってしまう。東電OL殺人事件の時から消えない疑問だ。日記書き。零時過ぎ受注2件3冊、ナンシー・ドルー・シリーズ2冊、天野忠詩集「夫婦の肖像」。1時半、入浴。3時、味付ジンギシカン、冷奴、大根浅漬け、蒸しモヤシ、日本酒白鹿カップ、ウィスキー水割り。我が畜肉への復讐はまだ終わっていないのである。

 「新日本紀行ふたたび/火の山をみつめて・北海道 有珠山麓」。昨年秋に放映したものをまた見る。「日本の話芸柳家さん喬八五郎出世」見ながら水割り。次いで「時事放談」。ゲストは瀬戸内寂聴野中広務。ほとんどの時間を瀬戸内寂聴が喋っていた。84歳とは思えぬ元気さ。Yuの話によると山田風太郎中井英夫と同い年生まれだそうで、ひえーと驚く。また、酒は恐ろしいとも。風太郎さんの方はともかく中井英夫さんの晩年は相当に酒毒にやられていたようなので。7時過ぎ就寝。