須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 天才は甘いのがお好き

 2時起床。12時現在、雪、−2・9℃、湿度65%、予想最高気温−2℃。15時現在、晴、−1・9℃、湿度45%。牛乳。

 4時前郵便局。14920円おろし、<パッケージプラザ>でサインペン、仕切書、計335円購入。<セイコーマート>でNTT二回線分3747円払い込み、小山酒造鬼殺し一合パック、ティッシュペーパー、計346円調達し、『週刊文春』でバラバラ殺人事件(兄妹の方)立読み。5時過ぎ帰宅。6時過ぎ、平岸六条郵便局の局員さんが自分が忘れた通帳を御親切に届けてくれる。残高数十円の恥ずかしい札幌銀行の通帳を。

 受注3件4冊、高木彬光「朱の奇跡」「幽霊の血」、三橋一夫「腹話術師 不思議小説第一集」、平出隆「旅籠屋」。梱包1ヶ、発送2ヶ。7時、力うどん、ナットウ、冷水、麦茶、サザエのどら焼き、紅茶。サザエの十勝おはぎは横尾忠則さんも好物だという話だ。どうでもいいことなのだが、自分と<サザエ食品>には何の関わりもないのだけれど、天才がかかる庶民のスイーツを好まれるとは、なんとなく嬉しいのである。

 10時、ドキュメンタリー「ひとり団地の一室で」。団地での高齢者孤独死の問題。自分の近未来を見るようでせつない。と同時にこのままではヤバイと以前から漠然と持っていた感慨を深くする。「旅籠屋」探しに書庫潜り1時間。

 世間の学校は冬休みである。北海道では長いのである。朝8時から夜10時半まで、ところどころ中休みを入れて、二階のガキがこのスガの脳を破壊しつつある。増々狂わせつつある。隣りのガキのギャオスぶりもいよいよ堂に入ってきた。

 1時半から4時、マグロとタコ刺身、スケトウ鱈みりん干し、豆乳入り寄せ豆腐、でビール、酒、ウィスキー水割り。6時半就寝。