須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 松本さんからのハガキ

 3時近く起床。12時現在、雨、3・3℃、湿度74%、最高気温6℃。15時現在、雨、4・1℃、湿度86%、最高気温6℃。ミニあんパン2、カフェオレ、紅茶、冷水。

 賀状4枚来。松本隆さんからのハガキあり。あら、元はっぴいえんど松本隆さんから?面識もないのにと思ったら、旭川で古本屋をやっていた石狩書房の松本隆さんだった。数年前に実家のある東京(?)に戻っていたのは聞いていたが、昨年秋、大田区新蒲田で店を再開した由だ。カラオケではまだ山崎ハコ専門なのだろうか。十数年前、旭川のスナックで、むらた書店さんとスガが談笑している横で、山崎ハコオに成りきって延々と繰り返し山崎ハコを歌っていたあの姿が思い出されてならない。その後、けやき書店さんから聞いたところによれば、お互い神田で修行中の若かりし頃、松本さんから誘われて山崎ハコのコンサートに出かけたことがあると云うのだった。筋金入りのファンだったのね、と再認識したのであった。ところでこの賀状は札幌市内の他の古本屋さんにも届いているのだろうか。もしかすると自分は特別に好意を持たれていたのではないだろか。すまない。どうか、赦して下さい、石狩さん。自分は妻を裏切れない。

 近くに住む、日頃の付き合いはないが賀状のやりとりはしている同級生の年賀状にあったアドレスからそのサイトへ行ってみた。マックによる印刷の専門家と聞いていたけれど、これは、これは。道内の数々の広告賞を貰っているのであり、その華やかな受賞歴に驚く。新年早々また友がエラく見える日となったのだった。やはり皆さん年相応の地位にいっらしゃるという当り前の結論になる訳で。http://www.yukimushi.com/design/

 梱包前に「スーパーマンその他大勢」読む。梱包三、発送四。

 タコ刺身、ホッケ、漬物、で燗酒三合。「新サイコ」見る。「日本の話芸」で柳家小三治「うどんや」を見ながら冷や一合半。ニュースによると室蘭辺りでも強風が凄いらしい。伊達の無人の家は大丈夫かと気になる。酒類尽きる。7時就寝。