須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 食卓の謎が解ける

 2時半起床。12時現在、雪、−1・7℃、湿度73%、予想最高気温−1℃。

 4時前、郵便局。28350円(含むY分1万2千円)卸し、切手80円買う。<LAWSON>で大型ゴミシール200円、<Maxvalu>でモヤシ2、ナットウ2パック、トウフ、ミルククロワッサン、うどん、牛乳、トイレロール、計966円。5時前帰宅。ロールパン2、カフェオレ、紅茶。

 ノロ・ウィルス原因の食中毒流行で牡蠣の出荷量が例年同時期の五分の一の由。それで牡蠣の値段が下がり、最近ウチの食卓にまで上がっている訳だ、と遅ればせながら納得。

 梱包1、発送2。梱包前に『季刊文科』22号掲載の大久保房男終戦直後の頃 -主に伊藤整について」を読む。稲垣足穂が「伊藤君、塵紙は食えますよ」と講釈して、実際に整の前で食べてみせたというエピソードに情景彷彿。また文士の世界に一番似ているのはゴロツキの世界である、と伊藤は大久保に話して聞かせたと云う。

 8時半、ホッケ煮付け、ナットウ、鶏即席麺、米飯、麦茶、ミニあんパン1、紅茶。2時前、16点UP。湯豆腐、コンニャク煮付けで燗酒二合。明日は、って云うか、これから数時間後には古本のセリがあるので今日はセーブ。車谷長吉短篇「武蔵丸」読む。しかし、ペットにしろ、家族として遇するにしろ、どうも爬虫類、魚類、蟲の類いには自分はそこまでの感情移入はできんなあ、たぶん。午前5時半就寝。