須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 気配がしない

  2時半起床。15時現在、くもり、8・6℃、湿度34%、最高気温10℃。トースト2、ミニあんパン1、牛乳、紅茶、冷水。日記。入力。
 ポータブルFFストーブが突然消えたので少し慌てるが、タンク下の石綿の部分掃を除したら治った。ほっ。これが壊れると越冬が不可能となる。10時、「NHKプレミアム10」のつま恋をラジオで聞く。ホークス斉藤和巳が二回目の沢村賞。マイク向けられて、喜びながらも、未だにリーグ優勝できなかった今季への悔しさを語る執念がいいぞ。横浜の投手には見られない根性である。
 最近は二階斜め上の部屋からもガキの走り廻る音が響き、真上、横、斜め上、三方からの襲撃に困り果てている。今日も斜め上が午後10時半までウルサイ。殺意が嵩じる。取りあえず「狂気ーピアノ殺人事件」の文庫を新聞受けに放り込んで来るか。が、ある日、ピンポンとチャイム鳴って出てみれば、警官が立っていたということにもなりかねないしなあ。それはそうとして隣のガキの咆哮が今日は聞こえない。と云うより隣に人のいる気配が一昨日あたりからしない。どうしたのだろうか。引っ越していったか、何処かに子供を埋めに旅に出たのならまことに有り難いのであるが、まあ残念ながらそれはないだろう。
 零時、鰻西京焼き、鰹たたき、ゆでもやし、浅蜊みそ汁、米飯、麦茶、チョコ一粒。「わたしの名盤コレクション」はアニメソングの帝王水木一郎。王様以来の面白さ。一昨日来ていたマラマッドの探求書への返メール。2時台、ジョアン&アストラッド・ジルベルト。3時台なかにし礼作詞集。4時過ぎ就床。書見。7時就寝。断酒。