須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 壊れてゆく

 午前9時目覚め。11時半まで本読み。「チェーホフの感じ」。二度寝。1時45分起床。トースト2、牛乳、紅茶、冷水。15時現在、22・0℃、湿度54%、日中最高気温23℃。
 4時5分前、走って郵便局。小為替6枚計3300円を現金化しようとするが、住所名前の記入と押印の位置が違うと注意され自宅往復する羽目に。4時過ぎてもOKとのことであったので、ミニあんパンを1ヶ食べ、紅茶も飲んで、歯も磨いてから4時半過ぎに郵便局に赴くと「今、電話をかけようとしていたところでした」と本当に受話器を持っていた局員さんに云われる。ご迷惑おかけしてすんませ〜ん。<Maxvalu>で米ななつぼしH18年産5kg、トイレロール、計2198円を買って5時半帰宅。米代が予定より200円オーバー。予算1690円以内で入手できると踏んで行ったのに。くくくっ。
 7時、うどん、ナットウ、米飯、緑茶、チョコ、紅茶。 9時、親善試合ガーナ1×日本0、最後15分ほど見る。昔、コンサドーレにいた(ガンバ大阪からのレンタルだったか)播戸が初代表で頑張っていたが得点出来ず。
 50点UP。受注1件、田村隆一詩集「毒杯」某詩人宛署名本。1時入浴。2時半、カツオたたき、タコ唐揚げ、チクワマヨ、米飯、緑茶にて第三食。「月館の殺人」上巻再読。推理ものでも傑作は二度読み、三度読みが出来る。
 寝る前の用足しに行って、トイレの電気が点かないのを発見。買い置きしていた電球を取り替えてみたが通電せず、ようやく何処かの接触が悪くなっているのだと理解。ああ、天はまたしても我が家に試練を与え賜うや。すぐに、起きたら管理人さんに連絡してオーナーに直して貰おう、との考えが浮かぶ。これは借り主の当然の権利である。だが、あくまで世間一般的な借り主であればである。トイレの電気が点かなくなったからなんとかしてえな、というクレームが引き金となって、不良店子の須賀家が大家さんの意識にクローズアップされて起こるかもしれない別件での我が家への多額の請求などを考えると、お金のない今(何時あると云うのだ?)、大家さんを刺激するのはよろしくないという結論に至り、♪暗くったってぇ〜、悲しくったってぇ〜、トイレ〜の中では平気〜なの、などと歌って夫婦で励まし合い、管理人さんにも何も云うまいと二人で誓い合う(でも、時々涙が出ちゃう、だって貧乏なんですもの)。ダイソーに行って、フットライトかなんかを買うて来てしばらくは間に合わせよう、と自分が当面のファンタスティックな解決策(?)を出す。それにしても最近、いろいろと壊れてゆくなあ、家の中の物が。まあ、今に見てらっしゃい、見てらっしゃい・・・、ずっとダメなままだから、と思いつつ6時過ぎ就寝。断酒。