須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 あの時代が懐かしく

 夕方4時起床。冷水。メール見て、ネット徘徊。6時から9時までまた睡眠。蒸しトリ肉、若布と和布蕪のサラダ、ゆで卵、米飯、冷水、ミニあんパン、紅茶。東京がオリンピック開催地の日本候補に決まる。
 11時半、<セイコーマート>で買物、牛乳とプロセスチーズ、計276円。往きは近所の老人が家の前で涼んでいたので挨拶。よく顔を遭わせるので昨年末あたりから頭を下げるとあちらも「どうも、ご苦労さん」と返してくるようになった人。名前も素性も知らないが、服装と乗っているトラックからして、おそらく建築関係の職人さんらしい。勤勉な人である。夕方になると訪ねて来る鳩たちに餌を与えているこの老人に自分は好意を持っている。もっとも平日昼間や今日のように零時近くにもうろうろ歩いている男が老人の目にどう映っているかは分からぬが。帰り、羊ヶ丘通り沿いに戻ってくると見覚えのあるエラく年季の入ったジープが目の前を通り過ぎて停まった。運転席のシルエットで伊藤書房の店員さんY君と分かる。年末には独立開店の由で生き生きとしている。独立前のあの時代が懐かしく羨ましい。
 1時台ラジオドラマで江國香織原作の「ジャミパン」。秀逸。昨夜に続き堪能。2時台J・テイラー特集。午前5時半、ゆで卵、ナットウ、米飯、水、ミニあんパン1、ピーナツ、チョコ、コーヒー、冷紅茶。6時半から作詩。途中、トースト1、ミニあんパン1、牛乳、冷水。午後3時半FAX送付。午後4時半就寝。断酒。