須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 あっしには関わりのないモノばかりですが

 3時半起床。15時現在、晴、23・6℃、最高気温25℃。うどん、水、食パン1、ミニあんパン1、コーヒー、冷紅茶。

 9月札幌古書組合大市会の出品目録抄(ハガキ一枚)が届く。9月に発行する「抄」のとれた目録に載せる品集めの呼び水となるべく出された案内なり。榎本武揚書幅、谷崎、荷風のそれぞれ一括、夢二の歌集「山へよする」、犀星の「愛の詩集」、尾形亀之助詩集「雨になる朝」、長崎浩詩集「裏町」、道内物故詩人宛木山捷平書簡、安部公房自筆原稿「内なる辺境」、などが載っている。ほとんどが札幌の某古書店の出品だと思う。入札規定の底値5千円近辺の商品を一、二点落札するのが目標の当店しては、関係のない品物ばかりだが、せいぜい触ってみるだけはしてやろうと思うのだ。最近はそういう見学さえもする意欲が失せていたので。

 7時半、「クローズアップ現代:モラル崩壊?日本人はどこへ」。阪神2ー巨人4。イ・スンヨプが日韓通算400号の先制2ランとサヨナラ2ラン。が、横浜も村田のサヨナラ打により中日に今季初勝利(情けない)したために、ゲーム差は以前0・5のままなり。

 吉村昭さんが7月31日死去の報。79歳の由。
 11時半、カツオとイカの刺身、目玉焼、米飯、みそ汁、麦茶にて第二食。久しぶりにネット用の古本仕事を始める。断酒。8時就寝。