須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 夏だからな

 11時目覚め。12時半起床。12時現在、晴、24・6℃、最高気温27℃の予報。3時、うどん、ナットウ、水、ミニあんパン2、カフェオレ、冷紅茶。ネットで居酒屋情報を探る。

 妻が語る夢。(何か妻の書いたモノを)こんな文章では話にならん、問題外だ、まったく、なっとらん、と、キミ(自分である)に薮から棒に指弾されるのよ。そして、コバヤシカオルの書いたものの方がよっぽどマシだ、と云われて、なんで、変態の殺人者と比較されなければなたないんだ、理不尽だ、と悔しい思いでキリキリしたというもの。それを聞いて、それは俳優の小林薫のことではないかな、と自分は補正を試みたのだった。どちらの小林薫が何を書いているかも何も調べずに。

 9時、残りの人生を思いながら、食パン2、紅茶。12時半、入浴。カツオ漬け、ブロッコリーとエリンギと牡蠣のマヨ焼き、厚揚げ焼き、目玉焼2、食パン1、日本酒、ウィスキー水割り、麦茶。3時台のラジオ、石原裕次郎特集。制作年代考慮に入れたとしても、けっこう恥ずかしい歌詞が多い。

 一昨日、知人の小笠原君から、自分のある依頼に対しての返メールがあったのであるが、末尾にこう書かれていた。「今月中に一杯行きましょう」。そういう方面にだけは注意力ならびに記憶力の妙に発達しておる自分、これはまあ、時候の挨拶みたいなもので深い意味はなく、真剣に受け取るべきではないのだろうな、と思いつつも、今月というのはあと二日だけれど大丈夫かな、と未練たらしく期待をかけ、今日来るか、いや今日こそは、と連絡を待ったのであるが、結局やはり今月は何ごともなく終わってしまったのだった。彼も何かと疲れているのだろうな。夏だからな。

 村松友視「海猫屋の客」。最後になって活劇風になってしまったが、唸らせられる描写が何ヶ所かあった。7時、就寝。